【訃報】第8回殿堂入り者 ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ氏（2025年5月13日）

ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ氏のご逝去の報に接し、「KYOTO地球環境の殿堂」運営協議会を代表いたしまして、謹んで哀悼の意を表します。

ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ氏は、2012年ブラジルのリオデジャネイロで開かれた「国連持続可能な開発会議」（リオ+20）において、貧富の格差が広がり貧困が大きな問題となっている現代のグローバリズム、消費主義社会、物質主義社会に対して疑問を呈し、我々自身の生活スタイルを見直すべきだとしたスピーチを行うなど、本当の幸福とは何かを問い続け、地球環境保全に関する世界的な合意形成と普及啓発に大きく貢献されました。

そのご貢献を称え、2017年に「KYOTO地球環境の殿堂」入りされたことは私たちの大きな誇りです。

ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダノ氏が行われた地球環境保全に向けた取り組みは、地球と人類の未来にとって大きな意味を持つものであると確信しております。

生前のご功績に敬意を表するとともに、ご遺志を引き継ぎ、人と自然の共生の思想を発信してまいります。

KYOTO地球環境の殿堂運営協議会
会長 山極 壽一

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