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平成28年度下水道作文コンクール入賞作品

下水道について理解と関心を深めてもらうため、京都府では、昭和63年度から京都府流域下水道浄化センターを見学した小学校4年生を対象に「下水道作文コンクール」を実施しています。

平成28年度は、654編の応募があり、平成28年12月11日(日曜日)に「京都環境フェスティバル2016」の会場において表彰式を行います。

入賞作品は下記のとおりです。(原文のまま掲載しています)

最優秀賞 (京都府知事表彰) 1名

田中 千紘 (与謝野町立与謝小学校)
水のマジックショー

  宮津湾浄化センターに見学に行きました。

  初めに、会議室で浄化センターの方に生活で使った水が下水道を通って流れてくるのだと教えてもらいました。そして流れてきた水は浄化センターへ行って、最初沈殿池で大きなごみや石、砂を取り除くことが分かりました。その次に反応タンクで働く微生物を見せてもらいました。反応タンクでは、空気をもらった微生物が元気になってゴミを食べてくれることが分かりました。

  次に外に出てよごれた水を見に行きました。階段のところでもう臭いにおいがしたので、私は毎日の生活でこんなに水をよごしてしまっているんだと思いました。しかもこの水をきれいにするのに十六時間もかかることを聞いて、大変だなと思いました。そのよごれた水はこい茶色でした。そのよごれた水を微生物に食べさせることで、毎日私達が使っている水がきれいになることか分かりました。反応タンクの中の水をすくって見せてもらうと小さいゴミがたくさんありました。他の場所を見て戻るとゴミが沈んで上の方が透明な水になっていました。やっぱり微生物はすごい力をもっているなと思いました。そしてきれいにされた水は宮津湾に流れていました。最後に宮津湾に流されている水は、透明でにおいもありませんでした。あんなに汚れていて臭かった水が透明できれいな水になっていて、浄化センターは水のマジシャンだなと思いました。

  流された水はまた海から蒸発して私達の生活に戻ってくるそうです。私は、微生物もすごいけれど、働いている方はもっとすごいと思いました。働いている方が休んでしまうと、水が使えなくなってしまうし、水はよごれたままです。だから、休みはないそうです。そして、夜は交代して働いているそうです。そして、下水道管の点検をしたり、機械の点検をしたりするそうです。だから水を大切にしていきたいです。私にできることは、浄化センターで見た、よごれている水の様子や働いておられる方の様子をみんなに知らせていくことだと思います。私も節水したり、水を流す時にはごみを流さないようにしたりしたいです。

  浄化センターの見学をして、周りのみんなに教えてあげたいことが二つあります。

  一つ目は、節水です。その理由は、浄化センターのいろんな人達が十六時間もかけて、私達がよごした水をきれいにしているのを知ったからです。そのためにできることは、洗い物をする時は水を出しっぱなしにせずに、こまめに止めることと、洗たくをする時はお風呂の残り湯を使うことです。

  二つ目は、ゴミや流してはいけない物を流さないことです。その理由は、下水道管がつまったり、あぶない物を流すと、ばく発するかもしれないと聞いたからです。そのためにできることは、食べ残した物は、紙でふき取ってから洗うことと、大きなゴミは流さないことです。その他にも私達が使っている洗ざいの中に微生物へのえいきょうはありません。と書いてある洗ざいを見つけました。浄化センターでは微生物が水をきれいにしてくれているので、微生物がこまらない洗ざいを使ってほしいです。

  浄化センターの見学をして、これからも水を大切にしたり、自分が使った水を流す時にも、水を大切にしたいなと思いました。

  最後に浄化センターの方にもよごれた水を変身させてくれる微生物にも感謝して使っていきたいです。

優秀賞 (京都府知事表彰) 2名

松本 蘭樹 (宮津市立養老小学校)
「きれいな水になるために」

  わたしは、浄化センターの人がどんな仕事をしているのかが全く分かりませんでした。でも、見学に行ってとても大変な仕事をしてるのかが分かりました。

  最初に、会ぎ室でDVDの水のじゅんかんや仕組みを見ました。その中で水は、川・海・雲になることを知りました。

  次に、けんびきょうで浄化センターのよごれた水の中にいるび生物を見させてもらいました。

  スポイトでとった一てきをけんびきょうで見ました。水一てきの中におよそ多くて60種類のび生物がそんざいしていることが分かりました。わたしは、び生物がゴミを食べて、よごれた水をきれいにしていることが分かりとてもびっくりしました。

  その次に、外へ行き、ちんでん池の中を見ました。その中は、とてもくさく、においがしました。そしてじゅん番に、タンクを見ていくうちに、色やにおいがとれて最後は、とうめいでわたしたちが使っている水になるまで、六時間かかります。び生物の力ってあらためて「すごい」ということが分かりました。

  最後に、たくさんのしつ問をしました。その中で特に大変だと思ったことは、しょ理できない水は、油やかんきょうに悪い金ぞく類などです。これらを水と一しょに流すと、び生物が食べきれないということです。わたしは、び生物もゴミを全部食べきれないことがあるということを初めて知りました。浄化センターの方がいつも心がけておられるきれいな水にするために、大変な苦ろうがあるということです。毎日、休みなく働いているセンターの方のためにも、わたしたちが本当に気をつけなければいけないことを実感しました。

  わたしは、この見学で、二つのことを考えました。一つ目は、せっ水です。せっ水をすると、び生物も浄化センターの人も助かるからです。

  せっ水をするために、わたしは水のむだ使いをしないことと、こまめにじゃ口をしめることを心がけていきたいです。

  二つ目は、水をよごさないことです。そのために、わたしは、油やきたない水や食べ残しなどをすてないように気をつけたいし、浄化センターは、なくてはならない場所だから、わたしはこれからも大切に水を使いたいです。水を大切に使うには、わたし一人気をつけていてもいけないので、みんなに水の仕組みのことを知ってもらうことです。そうするには、まず自分自身が気をつけることと、家族にも協力してもらうことです。そして、町に住む人たちにも協力をよびかけることによって、きれいな水にしていけるとともに、川や海にいる魚たちも喜ぶと思うので、実行していきたいです。

由良 旺雅 (木津川市立相楽台小学校)
浄化センターのしくみについて

  みなさんは、浄化センターのしくみについて、知っていますか。ぼくは、木津川上流浄化センターにいき、そのしくみについて学びました。では、浄化センターは、どんなしくみで、どんな役目をしているのでしょうか。

  まず、みなさんが使った水、つまり下水が、どこにながれると思いますか。浄化センターなのです。下水管を通り、第一ポンプ棟に行きます。そこは、下水や汚泥がたくさん集まる所です。

  茶色くにごっていた水は、ポンプで、くみ上げられます。ポンプでくみ上げられた所に、最初ちんでん池に行きます。そこでは、大きな汚泥を水の中におとす役目をしています。そのちんでん池の中にある機械がぐるぐると回ると大きなゴミがおちます。水は、すこしずつきれいになり次のところへ行きます。

  水は、次の生物はんのうそうというところで、もっときれいになります。そこでは、び生物がたくさん入っている泥(活性汚泥)をくわえて、さんそをふきこむと、活性汚泥の中にいるび生物が水のよごれを食べてくれます。また、よごれを食べて、び生物は、どんどんふえて、水は、しだいにきれいになってきます。そして、最終ちんでん池で、活性汚泥をゆっくりとしずめさせます。ここでも、最初ちんでん池と同じような、機械がぐるぐると回り、活性汚泥をしずめさせる役目をしているのです。じゅうぶんきれいになった水ですが、よく見ると、見えないよごれがあるのがわかります。まだ川にもどすことは、できないのです。だから、最終ちんでん池の後に、急速ろかしせつというところで、川に流せるくらい水をきれいにします。ろかそうちでは、3つのそうで水をきれいにしています。一つ目は、アンスラサイト(石炭)です。二つ目は、砂のそうです。三つ目は、じゃりのそうです。これは、見えないよごれもしっかりととってくれるべんりなそうです。ろかしせつで、一つもゴミのないくらいきれいな水は最後に、オゾン消毒そうにいきます。そこでは、ばいきんが水に入っているので、それを消すために、消毒して、とてもきれいな水にします。そして、第二ポンプとうから、木津川にもどすしくみになっています。つまり、浄化センターは、水をきれいにして、また、川にもどす役目をしているのです。もし、浄化センターがなかったらどうなるでしょう。川の水がよごれて、海などにも、ひがいがでるかもしれません。そうならないために、浄化センターというものがあることがわりました。

  次に、ぼくたちの生活をふり返ってみましょう。みなさんは、ゴミを雨水ますのところに、入れたりしたことは、ありませんか。なにかのプリントをトイレにすてたことは、ありますか。それらの行動は、ぜったいに、やっては、いけません。なぜ、雨水ますのところに入れていけないかというと、ゴミがつまると、水もれが発せいして、まわりの人が、困ってしまいます。

  めいわくにならないように、ゴミは、ゴミ箱に入れることが大切です。また、なぜ、プリントやテストなどをトイレに、すてたら、いけないのかは、これも同じで、下水管がつまり、トイレの水が止まったりしたら、トイレがつかえなくなり、おうちの人にめいわくになるからです。トイレや雨水ますは、なんでも入れたり、すてたりしたらだめなのです。浄化センターは、水をきれいにするのに、お金がひつようです。下水道を使うみなさんのすこしの注意がお金のせつやくになるので、浄化センターのせつやくの一つにもなります。かんきょうや自ぜんのために、浄化センターが作られて、その、浄化センターがあることによって、かんきょうや自ぜん、自分たちの生活を守っているのだなとぼくは、思いました。

 佳作 (京都府知事表彰) 5名

石田 瑚子 (洛南高等学校附属小学校)
水は貴重

  私はこの間、洛西浄化センターに、社会科見学で行きました。

  洛西浄化センターに行く前の私は、世の中全ての事が当たり前だと思っていました。蛇口をひねったら水が出てくる事や、おいしい水が飲める事。もちろん水以外にも、ご飯が食べられる事などもです。そんな私が洛西浄化センターに行くと、汚れた心がほんの少しだけかもしれませんがきれいになりました。私の心がきれいになった理由は、実際に洛西浄化センターに行って、見て、感じたからです。

  私の洛西浄化センターへの第一印象は、きれいな建物でした。中に入れば京都の様々な所のマンホールがあって、良い勉強になりました。特にかわいいデザインのものがあったのにはおどろきました。マンホールなんて、どうせ地面に置くものなのだから、黒色の地味なものだろう、と思っていたら、カエルがえがかれているものがあったので、びっくりしました。

  しかし、第二印象は、臭い、でした。どうしてかというと、最初に案内してもらった、最初沈殿池は、まだまだごみや泥が残っているからです。沈砂池で、砂は沈められたものの、大半のゴミは残ってしまいます。そこで初めて、私は、おいしい水が飲める事や、蛇口をひねったら透明な水が出てくる事はありがたいことなんだな、と思いました。

  話が変わりますが、私はいつもお弁当を洗う時に、ちょっとだけなら、と出しっぱなしにしてしまいます。そんな時に、ふと洛西浄化センターの事を思い出したら、ぱっと水をとめるようにしています。洛西浄化センターに行く前の私だったら、出しっぱなしのままだったと思います。

  最後に私はありがとう、という言葉を前よりたくさん言えるようになりました。何事にも感謝をして、お礼を言う事は、大切だ、という事にも気付く事も出来ました。洛西浄化センターは、私の心を成長させてくれました。そして、水の大切さも教えてくれました。

  私は、今回の社会科見学を通して、水をきれいにする大変さを知りました。水をきれいにしてくれる方々がいなければ私達は生きていく事が出来ません。その人達が出来るだけ苦労をしないように、水を大事にしよう、と心から思いました。

大谷 璃子 (長岡京市立長岡第十小学校)
水がきれいになるまで

  私は洛西浄化センターに行くまで学校でいろいろ学びました。学校でしっかり学んでも洛西浄化センターに行くと知らないことが、たくさんありました。

  洛西浄化センターに行ってわかったことは二つありました。一つ目は機かいよりも一番活やくしているのは、び生物だということです。び生物は約二十種類もいます。び生物は流れてくる汚い水をごはんとして食べてくれるのです。私はび生物はどこでいつ何をしているかということが知らなかったけど見学してび生物はとても活やくしてくれていて水がきれいになったんだなぁと思いました。私は、び生物がいなかったらこの世界は今どうなっているのだろう。浄化センターがなかったら私たちは水も飲めない苦しい生活になっていたと考える。だから、び生物そして浄化センターの方々に感しゃしています。

  二つ目は、水がどんなふうにどうやって私たちの家そして学校にきているのでしょうか。

水は海からじょう発して水じょう気になって雲になり雨がふってダムへ行き浄水場へ行く。汚い水でも浄水場の人がきれいにしてくれます。だから学校、私たちの家に流れてきてくれます。そのことをじゅんかんといいます。こうして水はじゅんかんして旅をします。

  私が一つの水だとしたら、私も旅するのだなぁと思います。よごされたら困ります。だから水を大切に使うという気持ちがいっぱいです。これからは水の気持ちを考えて水をムダにしないようにがんばります。水は、私たちのために旅してくれていることがよく分かりました。

  私の生活で、出来ることはお風呂に入るときにシャワーを出しっぱなしにしないこととどろ遊びするときに水をよごさないことです。使える水も流さずに使おうと思います。

  水はどんなに大切か知れたのでいい機会になりました。

  これからは、水の大切さをわすれずに一日一日の生活をおくっていきたいと思います。

奥田 朗博 (城陽市立寺田小学校)
洛南浄化センターに行って学んだこと

  はじめ、見学に行く前に一番気になっていたのは、どれくらいで水がきれいになっていったかです。ぼくは、どれくらいの時間で、どれくらい水がきれいになるのかが、一番気になっていました。見学に行く前に話を聞いていると、この洛南浄化センターはうじ川と木づ川の間にあり、さらに、京都市、うじ市、くみ山町、城陽市、八わた市、京田辺市、井手町、木づ川市の八か所から、水が流れてくると聞いて、とてもおどろきました。そして、見学に行く前に、水は一日にやく十二万立方メートル、だいたいプール四百こ分の量の水が一日にくると聞いて、それもとてもびっくりしました。八つぐらいの市などでも、一日にそんなにたくさんの水の量が来るなんて、思いもしませんでした。それくらいに、たくさんの人たちが生活に水を使っているんだと、ぼくは思いました。

  見学をしているときに、とてもよごれている水があり、くさかったです。でも、少しきれいになった所は、色はそこまでかわってはいなかったけど、においはそこまでくさくありませんでした。さらに行った所は、さっきとはくらべものにならないほど、きれいになっていました。すけすけのとう明で、においもくさくありませんでした。こんなにきれいになるなんて、思いませんでした。浄化センターの人に、十時間あらうと、きれいになると聞いて、そんなにも時間がかかるんだと思いました。それに、五十一人でこんなにたくさんの量の水を、二十四時間交代できれいにしていると聞いて、とてもすごいと思いました。

  よごれた水のどろなどは、び生物が食べて、きれいにしてくれるそうです。ぼくは、び生物でも、どろなどを食べるび生物がいるなんて知りませんでした。び生物は活性汚泥の中にいて、活性汚泥の中からよごれを食べているそうです。それにび生物は、すぐにふえていくので、そこまでへったりはしないそうです。ぼくは、このび生物のはんしょく力が、とてもすごいと思いました。

  消化タンクでは、タンク内で汚泥をあたためて、汚泥の一部をガスにして、さらに量を少なくするそうです。 そして、汚泥脱水機では、消化タンクから送られてきた汚泥の水分をしぼり取り、ケーキ状の汚泥〈脱水汚泥〉にして、さらにホッパーを通って、乾燥機という場所で脱水汚泥を乾かし、水分を取り除いた汚泥(乾燥汚泥)にするそうです。ぼくがこの話を聞いてとくにすごいと思ったのが、乾燥させるための熱です。すごいと思った理由は、乾燥させるための熱は、消化タンクで一部をガスにしていて、そのガスで熱を出しているからです。だから、消化タンクでガスを作って、そのガスで熱を作る一石二鳥のこの考えがすごいと思いました。

  ぼくは、この洛南浄化センターで、水のことや、脱水汚泥のことなどたくさん学びました。作業員の人の話を聞いて、ぼくは、ぼくたちが水をむだ使いすると、水道代がかかるのはたしかですが、ぼくが思ったのはそんなことではなく、水をむだ使いすると、洛南浄化センターの人たちが水をあらわないといけない量がふえるので、浄化センターの作業員の人たちが、大変になるんだとぼくは思いました。このように、いろいろなことを、洛南浄化センターの人たちに教えてもらって、水の大切さや、水をむだ使いしないことなど、そういうことをあらためてぼくは思いました。

島田 あゆみ (洛南高等学校附属小学校)
大切にしよう

  私は、社会見学で、洛西浄化センターへ行きました。そこで、私は色々なことを学びました。私は、下水処理場のことは何も知らず、家などから下水処理場に届いたら、すぐにきれいになり、川などに流すのだと思っていました。

  社会見学をきっかけに、予想とは全然違う現実を知りました。それは、すぐにはきれいにならず、十七時間もかかるなど、とても長い時間できれいになることが分かりました。そして、機械だけできれいにしているのではなく、微生物の力を借りていることも分かりました。

  下水処理場には、一日、十五万リッポウメートルくらいの汚い水が集まっています。私はそれを聞いて、驚きました。一日に、そんなに集まるなんて、想像もつきませんでした。そんな量の汚い水が毎日来たら、私だったら会社を辞めているかもしれません。それを、下水処理場の人達は、きれいにしているのだなと思うと、心に染みました。私は、下水処理場の人達の事がすごいと思いました。

  下水処理場の人が説明をしてくださった時に、下水処理場の大きさがとても大きいことを知りました。最初は、下水処理場の上が、もったいないスペースだと気付きませんでした。でも、説明を聞いているうちに、下水処理場の上が、もったいないスペースであることに気付きました。そこで、臭いを取って、下水処理場の上を、公園やテニス場などにして、使っています。私はそこまで考えられません。

  下水処理場の人が説明してくださっている中で、ビニールや紙などを流すと、微生物が食べられないので困るということや、ガソリンや油を流して、爆発して、下水管が壊れると、下水処理場まで水が届かなくなってしまうので、困るという説明がありました。私は水が出るのが当たり前という生活を送ってきました。そして、社会見学を通して、下水処理場の人達は、とても大変だということが分かり、水を節約して使っていこうと思いました。 

宮野 優羽 (城陽市立寺田西小学校)
水をきれいにするしくみ

  水をきれいにする洛南浄化センターは、どのようにして水をきれいにしているのか、分かりますか。わたしの予想は、せんたくをするせんたく機のような機械でだんだんきれいにしていって、最終には、きれいになっているんだと思っていました。

  でもその答えは、はずれていてきれいにする機械は外にあって、ちゃんと動いているのかをたしかめられるためだと思いました。でも、そこを見学するとよく分かりました。下水は、とってもくさかったのです。思わず

「うっ。」

と言ってしまいました。外にあるのは、くさいからだと思いました。でも、だんだんきれいになるうちに、においも色もいつも、わたしたちが、飲んでいる水とそっくりになりました。

  わたしは、小さなび生物の力をかりて、水を川に流せるようにすると聞いて、とてもびっくりしました。わたしは、けんびきょうで、ようやく見える小さなび生物の力じゃなくて、機械や人の力で、水を川に流せるようにしているのだと思いました。小さな命がわたしたちの命やくらし、そして、地球を守る関係という物が、深くつながっているのだなぁと思いました。そして、び生物の力をかりて、水をきれいにする事を、考えた人達もすごいと思います。

  わたしは、洛南浄化センターの人達の話を聞いて、水はかぎりあるしげんと知りました。それと自分達より小さなび生物や洛南浄化センターの人達は、わたし達の使った汚い水、臭い水の中、仕事をがんばってくれているから、わたしたちのできる事は、節水、水の再利用や水の再生利用の三つがかぎりある資源を守る事に必要なことだと気づきました。そのわけは、わたしは、顔を洗う時、時々水を出しっぱなしにしてしまいます。でも、洛南浄化センターに見学に行ってから、何でも、水をこまめに節水、水の再利用や水の再生利用を使って、水を大切にしていきたいです。このけい験は、洛南浄化センターの人達のおかげだと思います。

  わたしは、ある事に対して、とてもびっくりしました。それは、大人でも、すっぽり入ってしまうすごく大きな下水管です。その一部分があって、通ってみたら、わたしが入ってもまだ余裕があったので、

「大きいなぁ」

と言ってしまいました。それほど大きいのは、何か理由があるはずだと思いました。そして、わたしは考えてみました。それは、一度にたくさんの水が送れるようにだと予想をたてました。

  わたしたちの命やくらしを守る水をきれいにする人たち、そして、小さなび生物がいないと地球は、きたない水でいっぱいになってしまうと思います。でも、洛南浄化センターがあるおかげで、みんなが、健こうでいられるのだと思います。

 

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