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更新日:2020年7月1日

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幾度も重ねています!難局に立ち向かう審議・議決

新型コロナウイルス感染症に迅速かつ的確に対応するため、2月定例会、そして4月、5月と立て続けに臨時会を開催しスピード感を持って補正予算を可決しました

臨時会

新型コロナウイルス感染症対策府議会はどう動いた?

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、4月17日には「新型コロナウイルス感染拡大防止のための京都府における緊急事態措置」が発動されました。府民の皆さまには長い自粛生活が続き、さまざまな不便や息苦しさを感じておられたことと思います。
 府議会では、いかに迅速に対応できるかを考え、また、皆さまの不安を少しでも和らげられるよう「2月定例会」、「4月臨時会」、「5月臨時会」において議論を重ね、対策に係る補正予算についての議案などを審査し、可決しました。

京都府議会議長 田中英夫

京都府議会議長 田中英夫

2月定例会 2月13日(木曜日)〜3月19日(木曜日)

新型コロナウイルス感染症の状況と府議会の動き 2月定例会

 2月定例会では、新型コロナウイルス感染症が全世界に広がっている状況を受け、感染症対策に係る補正予算案が提案された2月13日の開会日および3月19日の閉会日に議会日程を変更し、即日可決しました。
 また、新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書・決議を全会一致で可決し、府議会の意思として、府や国に対して対策を求めました。

28億900万円規模(令和元年度補正予算)

新型コロナウイルス感染症対策補正予算

1.感染拡大防止策と医療提供体制の整備

●PCR検査自己負担の支援

2.学校の臨時休業に伴って生じる課題への対応

●個人向け緊急小口資金などの特例貸し付け

3.中小企業等に対する緊急支援

●売り上げが減少している中小企業等に対する新たな融資制度の立ち上げ

など

意見書・決議

令和2年3月5日に、「新型コロナウイルス感染症対策の迅速かつ総合的な取組を求める決議」を行い、3月19日には、「新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書」を可決。

ワンポイント<ワンポイント>
意見書とは?

府民の幸福や利益になるような意見を国の政策に反映させるために、国会または関係行政機関に提出する文書のことだワン。

決議とは?

重大な問題について意思表示・意見表明を行い、府議会の意見を明らかにするためのものだワン。

4月臨時会 4月27日(月曜日)

新型コロナウイルス感染症の状況と府議会の動き 4月定例会

 府議会では、新型コロナウイルス感染症対策に係る京都府緊急対策予算案について、感染拡大防止に向けた医療・検査体制の強化や厳しい状況にある事業者、府民の皆さまを支援するため、4月臨時会を開催し、即日可決しました。
 このような臨時会は、災害時など緊急的に対策が必要な場合に開くことがあります。

4月定例会の様子

1,289億6,800万円規模(令和2年度補正予算)

新型コロナウイルス感染症緊急対策

1.医療・検査体制確保
●PCR検査体制の強化
2.感染拡大防止対策

●社会福祉施設などの感染拡大防止対策

3.京都経済緊急対策

●休業要請などに協力した事業者への支援給付金

4.学校臨時休業と「学びの保障」

●児童生徒らの心のケアと学習指導の強化

など

4月27日 臨時会の流れ

11:00~ 議会運営委員会

議会を円滑に運営するために設置している委員会。議会開会前に開催

13:17~ 開会・議案提案

知事が補正予算案を提案し、その提案理由を説明

開会・議案提案

13:35~ 委員会

提出議案を詳しく審査するため、各委員会に付託。議員は委員会において議案に対する質問や提案を行い、賛否を決定

委員会

16:20~ 本会議議決

上記の委員会が終わると、再び本会議を開催。委員会の審査結果を報告し、議案についての賛否を出席議員により決め、補正予算を議決

本会議議決

16:45 閉会

17:30~ 議長記者会見

議長が臨時会の結果について記者に向け報告

本会議議決
<即日可決>

5月臨時会 5月22日(金曜日)〜27日(水曜日)

新型コロナウイルス感染症の状況と府議会の動き 5月定例会

5月臨時会では、新型コロナウイルス感染症対策に関する補正予算案が知事から提出され、医療・検査体制のさらなる強化や厳しい経営環境に置かれている中小企業などへの支援について議論を行い、可決しました。
 また、緊急事態宣言の解除に伴い、今後の「感染症拡大防止対策」と「社会経済活動」とのバランスを取りながら、各地域の実情に応じた対策を一層推進することを求める意見書を可決し、国に提出しました。

48億3,400万円規模(令和2年度補正予算)

新型コロナウイルス感染症対策緊急予算

1.医療・検査体制のさらなる強化

●妊婦・医療従事者の安心・安全の確保

2.WITHコロナ社会への対応

●新型コロナウイルス感染症対策中小企業等事業再出発支援補助金

3.WITHコロナ社会を乗りきる支え合い支援

●子ども食堂などへの支援

など

意見書

閉会日の5月27日、新型コロナウイルス感染症対策に関する12項目からなる意見書を全会一致で可決。

本会議議決

 府議会では、令和2年6月・12月の議員の期末手当のうち、議員一人当たり40万円、府議会全体で2,400万円を減額します。
 これを有効的に新型コロナウイルス感染症対策に役立てていただきたいと思っています。

お問い合わせ

京都府議会事務局総務課広報広聴係

京都市上京区下立売通新町西入

ファックス:075-441-8398