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更新日:2020年9月1日

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昭和28年南山城大水害 災害と府議会の関わりを振り返る

 昭和28年8月14日の夕刻から降り始めた雨は翌15日にかけて降り続き、綴喜郡、相楽郡において豪雨となり、多くの尊い命が失われ、被災者総数は約28,000人に上りました。
 この災害を受け、府議会は8月18日、急遽、臨時府会を開催。災害対策に係る5億3,500万円の追加補正予算等を可決するとともに、「京都府会南山城災害対策本部」を設置し、被災地の復旧に向け、国への要望などを行う対策にあたりました。


濁流うず巻く棚倉村(現在の木津川市北端)


臨時府会での黙祷


和束の対策本部で状況を調査する議員


国務大臣を迎え、災害に対処する府会代表


被災地の視察の様子

平成に入り、豪雨等により府内各地で自然災害が頻発

 「平成26年8月豪雨」では北部地域において8月16日から17日の明け方にかけ、観測史上最多の雨量を記録し、河川の氾濫、土砂崩れにより民家や道路等への被害が発生しました。
 府議会では、災害からの早期の復旧・復興を図るため、8月臨時会を開催。本会議の開催に先立ち、建設交通および農商工労働常任委員会がそれぞれ被災地の状況を調査し、被災者の生活再建、中小企業や農業等産業、道路河川などの復旧復興を支援する総額約136億円の補正予算および災害対策に関する意見書を可決しました。


福知山市内の様子


常任委員会での被災地調査


議長が知事と一緒に国へ支援を要望

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