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ようやく暑さも和らぎ、しのぎやすい日が戻ってきました。9月は冬野菜の栽培時期です。土を耕して畑を整えた後、大根の種を蒔きました。発芽率は良く、3日目には双葉が出ました。
プランターではサツマイモを栽培中です。収穫前に茂り過ぎた葉を刈り取って、芋つるを切る作業をしました。
秋明菊が見頃です。
お盆の土日、鳴く虫鑑賞イベントを京てらすで行いました。激しい夕立の後、風も涼しく、植物は生き生きとしていました。事前に整えられた源氏の庭の花壇も、ひと時夕映えに染まりました。
この日は臨時の活動日。野菜の収穫体験に来てくれた子どもたちと1時間程過ごしました。暑い中でしたが、ミニトマト、小玉スイカなどたくさんの野菜を収穫していただきました。
「源氏の庭」ではオミナエシが見頃です。大原野産の希少な苗を譲り受け、この夏開花しました。キキョウやナデシコと同じ秋の七草です。暑さに強い植物ですが、雨のない日が続いており、水やりが欠かせません。
祇園祭りの花、ヒオウギも咲き始めました。オレンジ色で夏の花らしい姿をしています。今月から朝30分早く作業を開始し、熱中症に備えてこまめに休憩を取りながら活動しています。
半年近く、ほとんど手間をかけずにいましたが、ずいぶん大きく育ちました。収穫前は水を止めて、よく晴れた日に掘り起こし、葉っぱを切り離して一週間干しました。
春から初夏の花へ花壇の整理
5月の中旬、大原野フジバカマ園より譲り受けた絶滅危惧種のアヤメが一斉に咲きました。花壇の土を耕して肥料をいれ、定植しました。小ぶりですが、濃い紫色の花は野性的な美しさがあります。花の日数が短いのが残念でした。
また、植物園から提供いただいたマーガレットが一回り大きな株に成長しました。花がら摘みを欠かさず続けていただいているおかげで、まだまだ花を楽しむことができそうです。花壇では宿根草が次々と蕾を付け、涼し気な初夏の花であふれています。
菜園では、今年も夏野菜の栽培を始めました。今年は小玉スイカと大玉スイカの二種類を植えて、生育の違いを比べたいと思います。収穫を2回体験できるのも楽しみです。その他には、ミニトマトと唐辛子の苗を植えていただきました。
風で折れないようにミニトマトに支柱を立てました。
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