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今年も収穫祭に向けて夏野菜の栽培に取り組んでいます。5月にミニトマト、ナス、スイカの苗を植え付けました。今月に入って晴れの日が続いた後、葉の色もだんだん濃くなり、順調に育っています。スイカは朝早く、雌花が咲いているのを観察し、人工受粉して印をつけておきます。
刈り取った雑草をマルチングに利用。
源氏の庭で今年一番に咲いたのはオミナエシです。3年前に種を撒き、大きな株に成長して毎年花を咲かせてくれます。すらっと背が高く、凛としていて、キキョウと同じ秋の七草です。雨が続いた後、一気に成長して茂ってきたので、周りを間引いて風通しを改善しました。黄色の小さい花の可憐さとは予想外の独特な匂いが、虫たちにとっては魅力のようで、蝶や蜂を引き寄せます。花の時期は長く、夏の終わりまで楽しめます。
連休明け、久しぶりの活動日でした。日に日に草花も育ち、ニゲラ、ビスカリア、カモミールなど涼し気な雰囲気の花が次々に咲き始め、花壇は賑やかです。花がら摘みや、種を収穫したり、忙しい季節の到来です。
芝生も新芽が出て、京てらすは一面緑色になります。雑草の成長も早く、生い茂るようになってくると、手作業での草引きも一苦労。そこで、芝刈り機を使って、一気に刈り取りますが、これも結構な重労働です。雑草の種類も様々、小さくて可憐な花をつけるものもあり、あえて抜かずに、自然のまま残しています。
源氏の庭に植栽している12種類の草花のうち、唯一の一年草です。夏、オレンジ色の明るい花を咲かせます。毎年種蒔きを試みていますが、昨年はうまく発芽しませんでした。今回春蒔きに挑戦していただいたところ、一週間で芽を出し、小さな双葉が開きました。とても成長が遅く、先日、虫が食べた跡を発見し、慌てて薬をまきました。乾燥を好むため、梅雨のじめじめした時期が心配ですが、開花まで日々観察しながら、成長を見守ります。
3週間後。雨の後、一気に成長したような気がします。
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