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> トップ > 自殺対策 > 「最近、気分が沈みがち(うつ)です…」〔気分〕

つながって 支えあおう 

 

これまで自殺は、個人的な問題で介入のできないものだと考えられがちでした。しかし今日では、環境を整えることで、避けることが可能な死(avoidable death)と考えられています。

自殺を避けるために、私たちにできることを一緒に考えませんか?

  リンク  大切な人を自死でなくされたあなたへ 
  リンク  悩みを抱えた人たちが集える居場所


[自殺対策]

「最近、気分が沈みがち(うつ)です…」〔気分〕

こんなことはありませんか?

  • 気分が沈み、ゆううつ
  • 好きなことに関心がわかない
  • 自信がなくなる(弱気になる)
  • 気疲れしやすい
  • 物事をするのがおっくう
  • 何とかしなくてはと、焦りばかりが先にたつ
  • 人と会いたくない
  • 寝つきにくい、途中で目が覚める、
    早朝覚醒。食欲減退、おいしく感じない
  • 性的な興味が減退する
  • 全身倦怠感、頭痛、肩こり、息が苦しい、
    便秘・下痢
  • 同じことを繰り返し考える
  • 集中力が落ちてミスが増える
  • なかなか決断ができない
  • 何ごとも悲観的に考えてしまう

気分の落ち込み(うつ)について

心や身体のエネルギーが停滞してくると、上記のような症状がでてくることがあります。そして、自室に閉じこもったり、気持ちが焦ってじっとしておれなくなったりし、自分を生きている価値のない存在であると思いつめて、自ら死を選んでしまうこともあります。

このような心身の停滞状態のことを「うつ状態」とか「うつ病」といいます。自殺の背景に「うつ」が隠れていることは、とても多いといわれ、自殺者の54パーセントにうつ症状がみられたという統計もあります。しかし、自分では気付かなかったり、たんなる“やる気のなさ”や“なまけ”と勘違いして見過ごしてしまうこともよくあります。

「うつ」は一生のうちに10人に1人がかかるといわれ、誰もがなる可能性のある、ごく普通の病気です。しかし、軽くあなどって放置しておくことはとても危険です。適切な治療を受けずに、自殺に至ってしまう危険性もあります。

対応方法

自分の調子が何かおかしいことに気付いたら、すぐに病院や相談機関の専門家に相談しましょう。また、身近な人の不調や異変に気付いたときは、まずは家族から相談にいってみましょう。主に以下のような治療法があります。

《薬物療法》 抗うつ薬や抗不安薬などで、気分や身体の調子を整えます。抗うつ薬は、1〜2週間飲み続けることで、気分の落ち込みが改善するとともに、睡眠・食欲・意欲などにも効果が現れてくるといわれています。また、不安や心身の緊張が高いときには、心身安定剤などのリラックスできる薬で、症状が緩和することもあります。

《精神療法(心理療法)》 対話や訓練などをとおして認知や行動に変容をもたらす技法。多くは薬物療法と併行しながら、カウンセリングでじっくり話を聴いてもらうことで、気持ちが楽になります。カウンセラーとの信頼関係ができてくると、心の支えを得られるだけでなく、少しずつ気持ちや考えを整理したり、今までとは違った視野が開けてきたりし、希望が持てるようになることが多くあります。

気分の落ち込み(うつ)に関する相談窓口

こころの相談電話 075-645-5155 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜16時
京都府内の各保健所福祉室
乙訓保健所 075-933-1154 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜17時
山城北保健所 0774-21-2193 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜17時
綴喜分室 0774-63-5734 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜17時
山城南保健所 0774-72-0979 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜17時
南丹保健所 0771-62-0361 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜17時
中丹西保健所 0773-22-3903 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜17時
中丹東保健所 0773-75-0856 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜17時
丹後保健所 0772-62-4302 月曜〜金曜、9時〜12時・13時〜17時

京都府内の精神科医療機関については、保健所やこころの相談電話にお問い合せください。

 

高齢者の「うつ」・介護者の「うつ」
高齢者は、心身ともに力が弱まり、病気や障害を抱えやすい状態にあります。若い頃のように自分ひとりではできないことが多くなるため、「家族に迷惑をかけている」など、悲観的な考えにおちいりやすくなります。また、家族と同居していても、異世代との価値観の違いに悩み、孤立している場合もあります。
その一方で、最近では介護者の高齢化も進んでおり、介護者自身が精神的に追い詰められて、心中を企てるようなことも増えてきています。高齢者はもとより、介護者にも、社会的なサポートが必要です。ぜひ専門機関との連携をお勧めします。



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