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車中避難場所について(車での避難・安全確保)

車中避難場所について

風水害時において、自宅や親戚・知人宅において災害の危険性があり、指定緊急避難場所に避難が出来ない場合に、車により緊急避難し、車内で安全を確保するための車中避難場所(車により一時的に安全確保ができる場所)を掲載しています。

注意:災害対策基本法に基づく指定緊急避難場所(指定避難所)として、市町村長が指定しているものではありません。

車中避難場所の注意事項

車中避難場所のご利用にあたっては、以下の点を踏まえて、必ずお守りいただきますようお願いします。

  • 自宅に災害の危険性があり、安全な親戚・知人宅に避難ができず、指定緊急避難場所への避難が難しい場合にご利用下さい。
  • 風水害時のみの利用としてください。地震の際はご利用できません。
  • 車中避難場所が開設されるタイミングは、所在する車中避難場所の市区町村において、避難指示が発令された時となります。
  • 常時(24時間)開放されていない車中避難場所については、避難指示が発令されていたとしても、状況によって開設されていない可能性があります。また、民間施設では、原則として営業時間終了までの利用となります。
  • 渋滞が発生しないように、早めの避難を心がけて下さい。
  • 駐車場が満車となっている可能性があります。
  • 車中避難場所においては、原則、府市町村職員の配置はありません。
  • 車中避難場所によっては、通常の駐車料金がかかる場合があります。
  • 水や食料の提供はありません。
  • ゴミは、必ず各自で持ち帰って下さい。駐車場内に、ゴミを捨てないで下さい。
  • 車の中で長時間座っていると、エコノミークラス症候群や一酸化炭素中毒の危険性がありますので、下記の予防策をとるようにし、避難者各自で健康管理を行って下さい。
  • 大雪時は、車の排気口(マフラー)が雪で埋もれてしまうと一酸化炭素中毒のリスクが高くなりますので、車での避難を控えて下さい。
  • 避難指示が解除されたら、速やかに、車中避難場所から退去してください。
  • 避難情報の解除が長引き、概ね一晩を超えて避難する状況に陥った際は、エコノミークラス症候群の予防のため、避難者各自で、最寄の避難所へ避難するようにお願いします。
  • 車中避難場所で起きた事故等については、施設管理者、市町村、京都府で一切の責任を負いません。

エコノミークラス症候群や一酸化炭素中毒の予防策の注意事項

エコノミークラス症候群について

食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺にたまって肺塞栓などを誘発するおそれがあります。

【予防のために心がけること】

  1. ときどき、軽い体操やストレッチ運動を行う。
  2. 十分にこまめに水分を取る。
  3. アルコールの摂取はしない。禁煙する。
  4. ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない。
  5. かかとの上げ下ろし運動をしたりふくらはぎを軽くもんだりする。
  6. 眠るときは足をあげる。

参考:下記の厚生労働省ホームページhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170807.html

一酸化炭素中毒について

一酸化炭素は、赤血球中のヘモグロビンと結合しやすく、このため一酸化炭素を吸入すると血液の酸素運搬能力が下がることにより一酸化炭素中毒が起きます。一酸化炭素中毒は、軽度の頭痛、吐き気等からはじまり、その後、昏倒、最悪の場合は死に至るため、無意識のうちに被災する強い毒性を有しているという特徴があります。

【予防のために心がけること】

  1. 車中避難を行っている際は、長時間、エンジンをかけ続けないようにして下さい。
  2. エンジンをかける際は、30分~1時間間隔で換気するようにして下さい。
  3. 大雪時は、車の排気口(マフラー)が雪で埋もれてしまう可能性がありますので、車での避難を控えてください。

車中避難場所の掲載について

上記の注意事項(「車中避難場所の注意事項」及び「エコノミークラス症候群や一酸化炭素中毒の注意事項」)を確認した上で、ご了承いただけますか。

  • はい(車中避難場所の一覧が表示されます。)
  • いいえ(風水害対策のページに戻ります。)

市町村の指定緊急避難場所及び指定避難所について

市町村の指定緊急避難場所及び指定避難所については、下記の市町村ホームページによりご確認ください。避難が長引く(概ね一晩を超えて避難する状況に陥る)場合や避難指示の発令中に営業時間が終了した場合は、最寄の避難所へ避難するようにしてください。

また、現時点の避難所の開設状況をご確認する場合は、きょうと危機管理WEB(外部リンク)や各市町村のトップページ等をご確認ください。

注意:避難することが危険な状況の際は、無理に移動はしないでください。

本取組にご協力いただいている民間企業さまについて

車中避難場所の提供にご協力いただいている企業は、以下のとおりです。

なお、下記に記載している企業の府内すべての店舗(施設)が車中避難場所として位置付けられているわけではありませんので、必ず、車中避難場所の一覧でご確認ください。

  • アークランドサカモト株式会社
  • イズミヤ株式会社
  • 株式会社エイチ・ツー・オー商業開発
  • 京都生活協同組合
  • コストコホールセールジャパン株式会社
  • コーナン商事株式会社
  • 株式会社西友
  • 太閤木下建設株式会社
  • 大和リース株式会社
  • 株式会社パティオ
  • 株式会社マツヤ
  • 峰山商業開発株式会社
  • 磊石株式会社

(順不同)

民間企業さまへのご協力のお願いについて

昨今、全国各地で台風や集中豪雨等の風水害が頻発し、逃げ遅れにより多くの尊い人命が奪われています。府民が避難できる場所を少しでも確保するため、本取組をすすめています。

車中避難場所の設定にあたり、ハザード等の条件を確認させていただきますが、風水害発生時またはそのおそれがある際に、駐車場を車中避難場所として提供していただくことを検討いただける民間企業さまがありましたら、下記までご連絡いただきますようよろしくお願いします。

お問い合わせ

危機管理部災害対策課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4477

saigaitaisaku@pref.kyoto.lg.jp