シダ植物オシダ科
ヌカイタチシダマガイ
Dryopteris simasakii (H. Itô) Sa. Kurata
| 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
|---|---|
| 2002年版 | リスト外 |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
| 選定理由 | 2002年版レッドデータブック版発行後に府内ではじめて確認されたもので、自生地、個体数ともわずかである。 |
|---|---|
| 形態 | 岩陰に着生状にはえる。ヌカイタチシダモドキにくらべて、葉はやや厚く、表面に光沢がなく、葉柄基部の鱗片は明るい褐色で幅が広い。 ◎参照 日本の野生植物 シダ（平凡社）196 |
| 分布 | 本州（中部・東海以西）、四国、九州（まれ）。 ◎府内の分布記録区域 中丹地域。 |
| 生存に対する脅威 | マニアによる採集、森林の遷移。 |
| 必要な保全対策 | 全国的にもまれな種類で、自生地は公表すべきでない。 |
| 改訂の理由 | 府内でに発見された稀少種。 |
| その他 | 日本固有種 |
執筆者 光田重幸
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