種子植物 シソ科
タニジャコウソウ
Chelonopsis longipes Makino
                      | 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 | 
                          
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅種 2002年版を参照する | 
| 環境省カテゴリー | 準絶滅危惧(NT) | 
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種B | 
                  | 選定理由 | 府内では絶滅したと考えられていたが、2012年に再発見された。  | 
                  
|---|---|
| 形態 | 谷間の木陰にはえる多年草で茎は高さ50~100cm、上部は紫色を帯びる。花は9~10月に葉腋に1~3個付く。ジャコウソウに比し、3~4cmの長い花柄がある。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)89、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)178  | 
                  
| 分布 | 本州(関東以西)、四国、九州。 ◎府内の分布記録区域 非公開。  | 
                  
| 生存に対する脅威 | 園芸採集。  | 
                  
| 必要な保全対策 | 生育地は公開しない、施設で系統保存を図る。  | 
                  
| 改訂の理由 | 前述のように、2012年に府内で再発見された。  | 
                  
| 特記事項 | シカに食べられた痕跡は見られないが、今後の推移を見守る必要がある。  | 
                  
| その他 | 日本固有種  | 
                  
執筆者 高木俊夫、光田重幸
