種子植物種子植物 カバノキ科
アサダ（ミノカブリ）
Ostrya japonica Sarg.
| 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 準絶滅危惧種 |
| 選定理由 | 府内では北部、南部のごく一部に見られるが個体数が少ない。 |
|---|---|
| 形態 | 落葉高木。樹皮は暗灰褐色で浅く縦にさけ、下からはがれて反り返るようになる特徴がある。葉脈は9～13対。5月新葉とともに開花し、10月に種子は熟す。 ◎参照 日本の野生植物 木本Ⅰ（平凡社）62、原色日本植物図鑑 木本編Ⅱ（保育社）299 |
| 分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域（記録のみ）、中丹地域、南丹地域、京都市域。 |
| 生存に対する脅威 | 自然林の伐採。 |
| 必要な保全対策 | 山林の開発に際してはよく生物調査をすること。 |
| 特記事項 | 府内の分布範囲は広いが、産地はごく狭い範囲に限られていて、個体数も少ない。府内の産地は数か所であり、現状不明のところも多い。 |
執筆者 西沢信一、光田重幸
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