種子植物 キク科
ノニガナ
Ixeris polycephala Cass.
                      | 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 | 
                          
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する | 
| 環境省カテゴリー | なし | 
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし | 
| 選定理由 | 府内ではもともと生育地が限られ、個体数もごく少ない。  | 
                  
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| 形態 | 田の畔や河川の氾濫原にはえる一年草で、茎の高さは15~50cmくらい。茎の中部の葉は深く矢尻状に茎を抱く。舌状花は黄色。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)229、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)5、f. 2: 4  | 
                  
| 分布 | 本州、四国、九州、台湾、朝鮮半島、中国大陸、インド、コーカサス。 ◎府内の分布記録区域 中丹地域(記録のみ)、南丹地域、京都市域南部、乙訓地区、山城地域。  | 
                  
| 生存に対する脅威 | 河川開発、土地造成、草地開発、圃場整備。  | 
                  
| 必要な保全対策 | 都市の近郊は宅地、公共施設等のため開発が進められるが、事前にその地域を詳細に調査することが必要である。  | 
                  
| 特記事項 | 淀川水系の氾濫地では、埋土種子から発芽したものが不定期に見られることがある。近年では八幡市付近で、そのような例が観察されている。  | 
                  
執筆者 高木俊夫、光田重幸
