種子植物 キク科
コウリンカ
Tephroseris flammea (Turcz. ex DC.) Holub subsp. glabrifolia (Cufod.) B. Nord., Senecio flammeus Turcz. ex DC. subsp. glabrifolius (Cufod.) Kitam.
                      | 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 | 
                          
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する | 
| 環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類(VU) | 
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A | 
| 選定理由 | 日当りのよい山地の草原にはえる多年草で、生育地が限られ、個体数もきわめて少ない。  | 
                  
|---|---|
| 形態 | 茎は直立して50cmで枝を出さない。根出葉は長柄があるが上部のものは柄が短い。7~9月、茎の先に数個の頭状花を付ける。痩果は密に毛があり、冠毛は汚白色。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)182、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)45、f. 13: 7  | 
                  
| 分布 | 本州、朝鮮半島。 ◎府内の分布記録区域 中丹地区。  | 
                  
| 生存に対する脅威 | 草地開発、山頂遊園地や展望台の開設、遷移進行。  | 
                  
| 必要な保全対策 | 目立たないため知らぬ間に開発される可能性が高い。その地域の生物調査が必要である。  | 
                  
| 特記事項 | 生育地は、山頂部の自然草地が残っている場所に限られる。  | 
                  
執筆者 高木俊夫、光田重幸
