種子植物種子植物 ラン科
ムカゴソウ
Herminium angustifolium (Lindl.) Benth. ex Hook. f. var. longicrure (C. Wright ex A. Gray) Makino, Herminium lanceum (Thunb. ex Sw.) J. Vuijk var. longicrure (C. Wright ex A. Gray) H. Hara
| 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅寸前種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類（EN） |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A |
| 選定理由 | 産地や個体数がきわめて少ない。 |
|---|---|
| 形態 | 明るい山頂部の草地などにはえる多年草で、群生しない。地下に球形をした2個の根と、細長い根とがある。茎は直立し高さ20～45cm。花は淡緑色で小さく、多数穂状に付く。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ（平凡社）194、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ（保育社）17、京都植物25（2）： 13. |
| 分布 | 北海道、本州、四国、九州、沖縄県、アジア東北部。 ◎府内の分布記録区域 中丹地域、南丹地域、京都市域などから記録されているが、ほとんどの所で現状不明である。 |
| 生存に対する脅威 | 踏みつけによる裸地化、遷移の進行による樹林化、草地開発。 |
| 必要な保全対策 | 明るい草地環境の維持。 |
| 特記事項 | 目立たない植物であるため、なお調査が必要である。 |
執筆者 村田源、光田重幸
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