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京都府レッドデータブック2015

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種子植物 キンポウゲ科

ミスミソウ(ユキワリソウ、スハマソウ)

Hepatica nobilis Schreb. var. japonica Nakai, Hepatica nobilis Schreb. var. japonica Nakai f. variegata (Makino) Nakai
京都府カテゴリー

絶滅危惧種

2002年版 絶滅危惧種 2002年版を参照する
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)
近畿レッドデータブックカテゴリー 準絶滅危惧種
ミスミソウ(ユキワリソウ、スハマソウ)

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選定理由

府内では山城地域を除く各地域の山地に自生しているが、生育地が限られており個体数も減っている。

形態

多年生草本で、根出葉は冬も枯れない。葉には長柄があり有毛。形は扁三角形で3~6cm。基部は心形。3中裂し先は尖る。早春、白または淡紅色の花を付ける。スハマソウは葉の先がやや丸いが、ときに違いは微妙であり、ここでは区別しない。

◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ(平凡社)70、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ(保育社)230

分布

本州(中部以西)、四国、九州。

◎府内の分布記録区域 丹後地域、中丹地域、南丹地域、京都市域、乙訓地区。

生存に対する脅威

森林の伐採と集材、山草栽培目的の採集、遷移の進行。

必要な保全対策

稀少なものであることの周知。

特記事項

府内の山地にあるものは花が白く、小さい。北陸には青紫色の花が咲く個体が多く、変異が多い。ユキワリソウと称して鉢栽培されるのものの多くは、この仲間である。

その他

日本固有変種

種子植物の文献一覧

執筆者 山本義則、村田源

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