種子植物 ツツジ科
ウメガサソウ
Chimaphila japonica Miq.
                      | 京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 | 
                          
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する | 
| 環境省カテゴリー | なし | 
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし | 
                  | 選定理由 | もともと個体数が少なかったが近年とくに少なくなった。  | 
                  
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| 形態 | 木陰にはえる常緑の多年草で、茎は直立し高さ5~10cm。葉は互生し、長楕円形2~3.5cmで、節に2~3個ずつ輪状に集まって付く。6~7月、茎の先に花序が伸びて、その先に1個の白色花を下向きに付ける。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)5、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)236  | 
                  
| 分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、千島列島南部、サハリン(樺太)、台湾、中国大陸。 ◎府内の分布記録区域 全域。  | 
                  
| 生存に対する脅威 | 森林伐採、園芸採集、踏みつけ。  | 
                  
| 必要な保全対策 | 森林の伐採前に、その地域の詳細な生物調査をする。  | 
                  
| 特記事項 | 海岸部の松林などにも見られる。オオウメガサソウは主に太平洋側に見られるもので、府内からは知られていない。  | 
                  
執筆者 高木俊夫、光田重幸
