種子植物種子植物 ヒルガオ科
アオイゴケ
Dichondra micrantha Urb., Dichondra repens auct. non J. R. et G. Forst.
| 京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
| 選定理由 | 生育地がごく少ない。 |
|---|---|
| 形態 | 暖地の道端にはえる小型の多年草で、茎は細くて長く、地上を這う。葉身は腎心形で長さ5～15mm。両面に細い伏毛がある。4～8月、径3mmの黄色い花が咲く。花冠は五つに深く裂ける。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ（平凡社）58、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ（保育社）203 |
| 分布 | 本州西南部、四国、九州、沖縄県、朝鮮半島南部、台湾。 ◎府内の分布記録区域 乙訓地区。 |
| 生存に対する脅威 | 土地造成、遷移進行。 |
| 必要な保全対策 | 土地造成や道路の拡幅・新設、その他の開発を最小限に食い止める。 |
| 特記事項 | 半日陰の場所でも育つことから、近年シバに代わるグランドカバーとして外国産の近似種が用いられることがある。そのような栽培由来のものは各地に見られ、自生のものとの異同の判断に問題を残している。 |
執筆者 高木俊夫、光田重幸
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