種子植物種子植物 ホシクサ科
クロホシクサ
Eriocaulon parvum Koern.
| 京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
|---|---|
| 2002年版 | 絶滅危惧種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類（VU） |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種A |
| 選定理由 | 湿地にはえる一年草で、限られた湿地にわずかに生育しているのみ。 |
|---|---|
| 形態 | 日当りのよい水湿地にはえる。葉はロゼット状に付き、線形で長さ4～10cm。花茎は10～20cm。頭花は球形、藍黒色、径4～5mm。花床に毛がある。クロイヌノヒゲにくらべて雌花の萼片は3、離れている。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ（平凡社）78、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ（保育社）179、京都府草木誌（宗教法人大本）107 |
| 分布 | 本州（関東以西）、四国、九州、朝鮮半島南部。 ◎府内の分布記録区域 南丹地域、京都市域。 |
| 生存に対する脅威 | 湿地の開発。農薬（主に除草剤）の使用。 |
| 必要な保全対策 | 目立たないため、知らないままで開発される可能性が高い。湿地を開発する際は、その地域の詳細な調査が必要である。 |
執筆者 村田源
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