種子植物 ツヅラフジ科
コウモリカズラ
Menispermum dauricum DC.
                      | 京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 | 
                          
|---|---|
| 2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する | 
| 環境省カテゴリー | なし | 
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし | 
| 選定理由 | 生育地や個体数が少ない。  | 
                  
|---|---|
| 形態 | 蔓性の木で、葉は腎円形で浅く5~9裂し、葉柄はハスのように葉面の中央につくわけではないが、ややそれた楯型。花は淡緑色、円錐花序に付く。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅱ(平凡社)92、原色日本植物図鑑 草本編Ⅱ(保育社)197  | 
                  
| 分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸。 ◎府内の分布記録区域 全地域。  | 
                  
| 生存に対する脅威 | 森林伐採や林道の新設。  | 
                  
| 必要な保全対策 | よく似たツヅラフジよりずっと少なく、稀少なものであることを周知する。  | 
                  
| 特記事項 | 石灰岩や緑色岩地帯に見られることが多い。  | 
                  
執筆者 西沢信一、光田重幸
