種子植物 ジンチョウゲ科
カラスシキミ
Daphne miyabeana Makino
                      | 京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 | 
                          
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| 2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する | 
| 環境省カテゴリー | なし | 
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし | 
                  | 選定理由 | 日本固有種で府内では北山以北の山中に点在するが、群生することはない。分布域は比較的広いが、個体数は少ない。  | 
                  
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| 形態 | 山林内にはえる常緑の小低木。葉は表面に光沢があり、葉脈はへこむ。6月頃新枝の先端に白色の花を数個頭状に付ける。液果は7~8月に赤熟する。 ◎参照 日本の野生植物 木本Ⅱ(平凡社)78、原色日本植物図鑑 木本編Ⅰ(保育社)220  | 
                  
| 分布 | 北海道、本州(島根県以東の主に日本海側)。 ◎府内の分布記録区域 丹後地域、中丹地域、南丹地域、京都市域北部。  | 
                  
| 生存に対する脅威 | 森林開発、土地造成、管理のための下草伐採など。  | 
                  
| 必要な保全対策 | 移植が難しく生長も遅いものであるため、現地で維持できる方法を考える。  | 
                  
| その他 | 日本固有種  | 
                  
執筆者 田中徹、赤松富子
