種子植物 リンドウ科
フデリンドウ
Gentiana zollingeri Fawc.
                      | 京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 | 
                          
|---|---|
| 2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する | 
| 環境省カテゴリー | なし | 
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし | 
                  | 選定理由 | 山の林縁や草地にはえる越年草で、消滅する産地が多く、個体数がきわめて少なくなってきた。  | 
                  
|---|---|
| 形態 | 茎は直立して5~10cm。葉は広卵形でやや厚く、対生する。4~5月、茎の先端に紫色小花を数個付ける。花冠は釣り鐘状で先は五つに裂ける。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ(平凡社)30、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ(保育社)220、f. 67: 7  | 
                  
| 分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、ウスリー、千島列島南部、サハリン(樺太)、中国大陸東北部。 ◎府内の分布記録区域 ほぼ全域。  | 
                  
| 生存に対する脅威 | 園芸採集、森林伐採、草地の遷移。  | 
                  
| 必要な保全対策 | 森林伐採、草地開発前に生物調査を念入りにする。  | 
                  
| 改訂の理由 | 「選定理由」に同じである。とくに園芸採集による減少が大きいと思われる。  | 
                  
執筆者 高木俊夫、光田重幸
