種子植物種子植物 ミゾカクシ科
サワギキョウ
Lobelia sessilifolia Lamb.
| 京都府カテゴリー | 準絶滅危惧種 |
|---|---|
| 2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
| 選定理由 | 府内では近年生育地が少なくなり、個体数も少なくなっている。 |
|---|---|
| 形態 | 山間の湿地にはえる多年草で、茎は分枝せず、高さ50～100cm、毛はなく、直立する。6～10月、茎の上部に総状の花穂を付け、花冠は紫色。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅲ（平凡社）154、原色日本植物図鑑 草本編Ⅰ（保育社）91 |
| 分布 | 北海道、本州、四国、九州、千島列島、サハリン（樺太）、台湾、朝鮮半島、中国大陸東北部、東シベリア。 ◎府内の分布記録区域 中丹地域、南丹地域、京都市域、乙訓地区、山城地域。 |
| 生存に対する脅威 | 水田開発、湿地開発、遷移の進行（周辺樹木による暗化）、園芸採集。 |
| 必要な保全対策 | 美しい花を付ける大陸系の遺存種なので、工事は本種の生育地を損なわぬように計画する。 |
執筆者 高木俊夫、光田重幸
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