種子植物種子植物 アヤメ科
アヤメ
Iris sanguinea Hornem.
| 京都府カテゴリー | 絶滅危惧種 |
|---|---|
| 2002年版 | 準絶滅危惧種 2002年版を参照する |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | 絶滅危惧種C |
| 選定理由 | 府内にはもともと自生のものは少ないが、近年シカの食害を受けている。 |
|---|---|
| 形態 | 山地のやや乾いた草原にはえる多年草。葉の中脈はあるが目立たない。花期は5～6月。花は紫色で径約8cm。外花被片は広倒卵形で平開し、爪部は黄色地に紫色の細脈があるのが特徴である。内花被片は長楕円状披針形で直立する。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ（平凡社）61、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ（保育社）79 |
| 分布 | 北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸東北部、シベリア東部。 ◎府内の分布記録区域 中丹地域、乙訓地区。 |
| 生存に対する脅威 | シカの食害、土地造成、道路の新設や拡幅。 |
| 必要な保全対策 | 湿地の開発、農道の拡幅や新設に先立つ詳細な生物調査が必要である。 |
| 改訂の理由 | 「選定理由」に同じ。 |
執筆者 津軽俊介、光田重幸
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