種子植物 ラン科
クロムヨウラン
Lecanorchis nigricans Honda
| 京都府カテゴリー | 絶滅寸前種 新規 |
|---|---|
| 2002年版 | リスト外 |
| 環境省カテゴリー | なし |
| 近畿レッドデータブックカテゴリー | なし |
| 選定理由 | 府内ではきわめてまれで、現状では絶滅している可能性もある。 |
|---|---|
| 形態 | ムヨウランに似ているが大型で、花は紫色。地上茎や果実は黒色で、光沢がある。 ◎参照 日本の野生植物 草本Ⅰ(平凡社)206、原色日本植物図鑑 草本編Ⅲ(保育社)28 |
| 分布 | 本州(関東以西)、四国、九州、屋久島、奄美大島。 ◎府内の分布記録区域 山城地域。 |
| 生存に対する脅威 | 森林伐採。 |
| 必要な保全対策 | 再発見されれば、森林ごと保全する必要がある。腐生ランであり、栽培や移植は不可能。 |
| 改訂の理由 | 府内では2000年までに確認されていたが、2002年版レッドデータブックではもれていたもの。 |
| 特記事項 | ただ一度確認されただけである。標本が京都大学にある。 |
執筆者 光田重幸
