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タヌキラン Carex podogyna Franch. et Savat.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 カヤツリグサ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅寸前種
環境省カテゴリー なし
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種A


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 産地が限られ、個体数も少ない。野間(竹内1962)、野間村、須川、知井村(村田1995)らが記録されているが、近年の確認情報は甚だ少ない。大本花明山植物園には、1995年に宮津市で採集された標本が保管されている。本種は最終氷期に南下したものの遺存種と考えられる。
形態 山地の水湿ある岩場斜面や岩礫地にはえ大型多年草で大株となる。茎は高さ30〜100cm。雌小穂は太く径1〜2cm、長さ2〜4cm、長柄があり下垂する。雌花鱗片は黒褐色。果胞は扁平で長さ12〜15mm、無脈、有柄、長い嘴がある。
◎近似種との区別
府内に近似種はない。本州(日本海側−東北地方)に分布するマシケスゲモドキがやや似ているが、マシケスゲモドキの果胞は長さ8mm以下、無柄である。

◎参照 日本スゲ属植物図譜I:68頁,原色日本植物図鑑草本III:No.496,日本の野生植物I:162頁
分布 本州、北海道。
◎府内の分布区域
北部地域(丹後地域)、中部地域。
生存に関する脅威 林道の新設や拡幅。
必要な保全対策 林道の新設や拡幅に先立つ詳細な生物調査が必要である。その上で工事の適否を決定すべきである。
その他 日本固有種


執筆者:津軽 俊介
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