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タチモ Myriophyllum ussuriense (Regel) Maxim.

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 種子植物
科名 アリノトウグサ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー 準絶滅危惧(NT)
近畿レッドデータブックカテゴリー 絶滅危惧種C


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 府内では生育地が限られており、個体数(株数)は急速に減少している。
形態 沼や湿地にはえる多年草。水中にあるものは長さ50cm内外にのびるが、水上に出て湿地に生える時は高さ6〜20cmとなる。葉は3〜4個が輪生し、羽状に深裂し裂片は短い。水中と陸上で顕著な異形葉を示す。花は雌雄異株で上部の葉腋につく。花期は6〜9月、雄花の花弁は4個で長さ約2mm。雌花の花柱は4裂し毛がある。
◎近似種との区別
他のMyriophyllum(フサモ属)の種に比べて、本種は雌雄異株で、茎は枝を分けず、葉はすべて小さく、気中葉は針状となってほとんど分裂しない。

◎参照 原色日本植物図鑑草本II:No.65,日本の野生植物II:270頁,日本水生植物図鑑:No.21,日本水草図鑑:136頁
分布 北海道、本州、四国、九州、台湾、朝鮮半島、中国大陸、ウスリー、アムール。
◎府内の分布区域
北部地域、中部地域(?)、南部地域。
生存に関する脅威 湿地開発、水域の埋立て、水質汚濁が減少の主要因であるが、帰化水草による競合の影響も考えられる。
必要な保全対策 湿地・沼の開発、改修の際には詳細な調査が必要である。


執筆者:田中 徹
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