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 トップページ > 野生生物種 > 陸産貝類 > ミヤマヒダリマキマイマイ(ヒラヒダリマキマイマイ)

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ミヤマヒダリマキマイマイ(ヒラヒダリマキマイマイ) Euhadra scaevola scaevola (E. scaevola interioris)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 陸産貝類
目名 柄眼目
科名 オナジマイマイ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類(VU)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 本種の地理的分布域の南西限にあたり、生息地が局限され生息密度も非常に低い。
形態 本種は京都府内唯一の左巻きのマイマイ類で、殻径40mm前後。螺塔は低く、体層周辺部は丸いかわずかに角ばる。殻表は成長脈が粗く顕著な凹凸を呈し、ほとんど光沢はない。殻色は濃い褐色で1234型の色帯を持つが、1帯と3帯は幅広くやや淡色である。
分布 関東西部から近畿北東部まで分布し、北陸から近畿東北部に分布する螺塔が低く大型の地域集団に対してヒラヒダリマキマイマイの亜種名を与える見解もある。府内ではいわゆる「京都北山」(中部地域東部(美山町、京北町)から京都市・乙訓地域の北東部(京都市左京区)にかけての山地)で局所的に確認され、この地域は本種の地理的分布域の南西限に位置している。
生態的特性 自然度の高い樹林帯の、渓流沿いなど比較的湿潤な環境に生息。地上棲かつ夜行性の傾向が強く、とくに成貝は日中、降雨時であってもほとんど活動しない。
生息地の現状 府内では生息確認地点が離散的であり、生息密度も非常に低い。
生存に対する脅威 森林伐採や道路建設等が生息地に対して行われる場合、とくに湿潤環境への選択性が高く生息地が局限された本種の存続には、脅威となりうる。
必要な保全対策 生息環境の選択性が強く生息地が局限されるため、生息地そのものの現状保護が求められる。
その他 日本固有種

文献:長谷川(1998) 中井ほか(2000) 為金(1985) 多那瀬・垂井(1972) 
執筆者:中井 克樹
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