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セアカオサムシ Carabus (Hemicarabus) tuberculosus Dejean,1829

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 オサムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 山地の草原や河川敷の草地に生息するオサムシで、分布は広いが生息地は限られている。府内では主に木津川や宇治川の河川敷に生息していることが知られる。
形態 体長16〜22mm。頭部と前胸部は赤銅色。上翅は黒色または暗赤銅色で側縁部は光沢のある赤銅色。上翅にはそれぞれ3条の顆粒列を備える。後翅は退化し飛ぶことができない。
分布 北海道、本州、四国、九州。国外では朝鮮半島、中国、極東ロシア、シベリア、サハリン。
◎府内の分布区域
宇治市、八幡市、井手町、精華町、舞鶴市、福知山市から記録がある。
生態的特性 山地〜丘陵地の草原や河川敷の草地に生息するが、分布は限られ個体数は多くない。
生息地の現状 府内では木津川の河川敷に比較的多く、川の水量が増えると水没するような草地に主に生息していることが知られている。不安定な環境に生息することから、発生地が細かく寸断され減少することにより、個体群を維持できなくなる危険性がある。
生存に対する脅威 河川改修による河川敷の草地の改変や消失。ゴルフ場やスキー場建設による丘陵地の草原の減少。
必要な保全対策 河川敷や草原に手を加えずに、自然のままに放置すること。

文献:京都昆虫研究会(1991) 伊藤ほか(1997)  
執筆者:芦田 久
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