ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > ヨシイメクラチビゴミムシ

 レッドデータブック2015に移動する

ヨシイメクラチビゴミムシ Trechiama ohshimai (S.Ue'no,1951)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 オサムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 瑞穂町の質志鍾乳洞がタイプ産地。故吉井良三により1939年に質志鍾乳洞で発見され、1951年に上野俊一により命名記載された。日本で最も古くから知られている洞窟性昆虫の一つである。
形態 体長5.2〜6.1mm。体は淡赤褐色で、複眼は退化し痕跡を残すのみ。上翅の第3条と5条に、それぞれ2本ずつの剛毛をそなえる。体の基本構造はルリケイメクラチビゴミムシに似るが、前半部が小さい。オス交尾器中央片は薄くて長く、先端部が上反する。
分布 京都府、兵庫県(篠山市北部)。
◎府内の分布区域
瑞穂町の質志鍾乳洞、質志の小穴、榎洞、及び周辺の地下浅層。
生態的特性 鍾乳洞内の湿った場所、及び渓流沿いの地下浅層に生息する。
生息地の現状 質志鍾乳洞は総延長約50m、高低差25mの小規模な石灰洞である。1993年頃から観光開発が行われ入洞は容易になったが、本種を含む洞窟生物の生息にはあまり良好な環境とはいえなくなった。
生存に対する脅威 鍾乳洞内の乾燥化や、外界の動植物の侵入。
必要な保全対策 洞床に舗装などを施さず、自然のままに保存すること。
その他 日本固有種

文献:Ue'no(1951) Ue'no(1980a) 上野ほか(1985) 
執筆者:芦田 久
    トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > ヨシイメクラチビゴミムシ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.