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ニセチビマメコメツキ Quasimus parvulus Kishii, 1970

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 コメツキムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 全国的希少種、京都からは花背周辺で稀に見られる。
形態 最小型種の一つで体長1.5〜1.6mm。強固な感じで長円形、ほぼ平行状、光沢は明瞭。黒色で触角・脚部および前胸背後角部と上翅肩部は多少とも赤褐色で符節は淡色。体毛は銀白色に近く艶があり、やや太長く直毛で密。触角第2節は筒状で次節より明瞭に太く僅かに長い。前頭縁線は複眼前方で広く分岐するが、上方隆起線は短く延びて消失し三角形状の凹部は形成しない。前胸背板点刻は頭部より僅かに大きく不規則。小盾板は半円形乃至はハート型に近く幅と長さはほぼ等しく、背面は平坦で大部分は長円形状に圧平され、その側縁線は明瞭、前端部は小盾板前縁に接近するが分離し、後端は小盾板後端に接する。後胸腹板隆起線は不完全で後端は互いに広く離れ、やや方形に近い形状。
◎近似種との区別
ヨーロッパ分布の代表的チビマメコメツキ( Q. minutissimus Germar)に似るが、より小型で前胸背板点刻はより密、小盾板圧平部は長円形、後胸腹板隆起線は不完全な点で区別は容易である。
分布 秋田、新潟、舳倉島、京都、和歌山、兵庫などから得られているが少ない。
◎府内の分布区域
南部地域(京都市・乙訓地域)、北山から数頭の記録あり。
生態的特性 5月頃に山地の樹木葉上で得られるが極めて稀である。
生息地の現状 現況はほとんど以前と変わっていない。
その他 日本固有種

文献:Kishii(1970) Kishii(1987) Kishii(1999b) 
執筆者:岸井 尚
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