ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン 検索 

 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > ヒゲシロホソコバネカミキリ

 レッドデータブック2015に移動する

ヒゲシロホソコバネカミキリ Necydalis odai Hayashi, 1951

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 カミキリムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 特異な形態のハナカミキリ亜科の一種で、分布は良好な原生林が残されている所に限られる。府内からは美山町の芦生演習林からごく少数の記録があるだけである。
形態 体長14〜21mm。メスはオスよりも大型。上翅は短く、後翅と腹部が露出している。体と上翅は黒〜暗褐色。触角も暗色であるが、8〜10節が黄白色〜黄褐色であることで近似種と容易に区別できる。
分布 北海道、本州、四国、九州。
◎府内の分布区域
美山町芦生のみから記録されている。
生態的特性 幼虫は古いミズナラの立枯れにつく。成虫は7月頃に出現し、同様の立枯れに集まる性質がある。訪花性はない。
生息地の現状 芦生演習林では地蔵峠付近のミズナラの立枯れに静止していたメスが数頭採集されている。現時点では環境は良好であるが、ミズナラの大木に依存する種類であるため、原生林が失われると絶滅はまぬがれない。
生存に対する脅威 広葉樹の伐採、ダム建設による原生林の消滅。
必要な保全対策 温帯性落葉広葉樹林を保護すること。
その他 日本固有種

文献:水野(1978) 芦田(1988) 岩田ほか(1993)  
執筆者:芦田 久
    トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > ヒゲシロホソコバネカミキリ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.