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ハマダラナガレアブ Atherix ibis (Fabricius,1798)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 双翅(ハエ)目
科名 ナガレアブ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 古く記録されているが、再発見されていない。中流域以上のやや広い河川に生息し、環境指標性がある。
形態 胸部は黒色で灰白色の縦条がある。オスの腹部は橙黄色で黒斑があるが、メスでは黒色。翅は不規則な暗褐色斑が散在する。オスは腹部の顕著な斑紋で、見誤ることはないが、メスは著しく異なり、注意を要する。
分布 日本では本州、九州に産する。京都府の産地の詳細は不明。ヨーロッパからシベリアにも分布する。
生態的特性および生息地の現況 幼虫は水生。メス成虫には群集に産卵する奇習が知られる。京都府では1916年の記述以降確実な記録が見当たらず、今回を含めて近年の調査でも採集されていない。上記の記述では、当時は決して少ない種ではないことをうかがわせる。しかし、古くから知られ、図鑑にもしばしば図示されているにもかかわらず、他の産地でも最近の採集記録はいたって少ない。総じて減少の傾向にあると判断される。
必要な保全対策 河川およびその周辺の急激な改変を抑えること。

文献:松村(1916) 
執筆者:大石 久志
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