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ウラジロミドリシジミ Favonius saphirinus (Staudinger,1887)

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鱗翅(チョウ)目
科名 シジミチョウ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 準絶滅危惧種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 分布が局地的で、南部地域では減少傾向にあるため。
形態 前翅長14〜20mmで、ミドリシジミ類としてはやや小型。オスの翅表は青っぽい金緑色で、裏面は銀白色。メスの翅表は黒色で灰白色。
◎近似種との区別
他のミドリシジミ類に似るが、小型で尾状突起が短いほか、裏面の斑紋などで比較的容易に区別できる。
分布 北海道、本州、四国、九州、淡路島、隠岐島、対馬。
◎府内の分布区域
全地域から記録があるが、分布は局地的。北部地域(丹後町、網野町、久美浜町、夜久野町、福知山市、舞鶴市、綾部市)、中部地域(京北町、日吉町)、南部地域(長岡京市、向日市、宇治市、加茂町、笠置町)などの記録がある。
生態的特性 年1化性で、成虫は6月頃羽化する。府内の幼虫の食樹はナラガシワである。オスは夕方、食樹の周辺などを活発に飛び回ってメスを探す。卵(卵内幼虫)で越冬する。
生息地の現状 発生地となっている雑木林が伐採されるなどして、特に南部地域では減少傾向にある。
生存に対する脅威 発生木となっているナラガシワの伐採、特にナラガシワを含む雑木林の皆伐は大きな脅威となる。
必要な保全対策 発生地のナラガシワとそれを含む雑木林の保全が必要であり、道路の拡張工事や開発などを行う際には、配慮が必要である。

文献:猪又(1986) 川副・若林(1976) 笹川・谷(1980) 福田ほか(1984) 藤井ほか(1984) 藤岡(1975) 松香(1994) 安川(1983) 安川(1984) 渡辺(1991) 
執筆者:藤井 恒
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