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ツシマヒメサビキコリ Agrypnus (Colaulon) tsushimensis tsushimensis Ohira, 1986

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 コメツキムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 要注目種
環境省カテゴリー なし


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 外洋性海浜沿岸に生息し、分布域は極めて局所的である。京都府では舞鶴市(冠島を除く)・宮津市の海岸に生息し、これは原名亜種の東北限分布となる。
形態 体長6.5〜9.5mm。扁平幅広の体形で多少肥厚気味。背面は黒褐色で触角、脚部及び前胸背板と上翅の周辺部は多少とも赤褐色、腹面各部も赤褐色部が多い。コガタヒメサビキコリ( A. hypnicola(Kishii))によく似るが下翅が常に退化縮小する。ハマベオオヒメサビキコリ( A. tsukamotoi(Kishii))とは触角が短く第3節は短く亜球形。別亜種サドヒメサビキコリ( A. tsushimensis sado Kishii)は新潟県佐渡島に分布。
分布 タイプ産地は長崎県対馬の有明山で男女群島もパラタイプ産地とされた。現在大阪湾沿岸の淀川河口部、兵庫県甲子園浜、明石舞子浜、京都府舞鶴市、宮津市、島根県隠岐、山口県光市、福岡県博多・長崎県野崎島・壱岐などから知られ、佐渡島には別亜種が分布し、海水浴場などの海浜で見られる。
◎府内の分布区域
舞鶴市野原海水浴場、宮津市田井浜から記録がある。
生態的特性 これまでの記録は5月に数個体採集されたのみで、詳細な生態は不明である。
生息地の現状 海水浴場という環境の自然及び人工的な諸条件が本種の生息に適しているのか不明であるが、環境が現状で維持されるなら安定であろう。ただし、海洋汚染は海浜性昆虫である本種へ着実に影響を与える恐れはある。
その他 日本固有種

文献:河上(1998) Kishii(1996a) Kishii(1999) 岸井(1998) Ohira(1986) 
執筆者:岸井 尚
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