ページの先頭です。

共通メニューをスキップする

京都府トップページへ

府政情報 | 暮らし・環境 | 教育・文化 | 健康・福祉・人権 | 産業・しごと | 地域振興 | 京都の魅力・観光

ここまでが共通メニューです


サイト内の現在位置です: 京都府トップ環境・自然・動植物京とあーすレッドデータブック

階層ナビゲーション
 ボタン野生生物種を見る   ボタン地形・地質・自然現象を見る   ボタン自然生態系を見る   ボタン検索 

 トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > ヨツボシカミキリ

 レッドデータブック2015に移動する

ヨツボシカミキリ Stenygrinum quadrinotatum Bates, 1873

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類群 昆虫類
目名 鞘翅(コウチュウ)目
科名 カミキリムシ科



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 要注目種
環境省カテゴリー 絶滅危惧II類(VU)


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 平地から低山地にかけての広葉樹林に生息するカミキリムシで、取りたてて特殊な生態や寄主植物特異性を有するわけではないにもかかわらず、近年なぜか全国的に個体数を減じている。
形態 原色日本甲虫図鑑(IV)[保育社,1984]第9図版図18を参照。体長8.5〜13.5mm。体は赤褐色。上翅は中央から前方にかけて4つの明色紋をそなえ、その周辺はやや暗色となる。触角はオスでは上翅端を少し越え、メスでは届く程度。中、後腿節は後半で強く肥大する。
分布 北海道(南部地域)、本州、四国、九州、対馬、屋久島、奄美大島、徳之島。国外では台湾、朝鮮半島、インドシナ半島。
◎府内の分布区域
ほぼ全域で記録がある。
生態的特性 成虫は晩春から盛夏にかけて出現し、クリの花に好んで集まるほか、夜間灯火に飛来する。幼虫はクリ、クヌギ、コナラ、ミズナラなどの枯木に穿孔する。
生息地の現状 府内ではほぼ全域から記録があり、少なくとも1980年頃までは各地で採集されていたが、最近の採集例を確認できない状況である。
生存に対する脅威 個体数を減じている理由は不明であるが、家庭用燃料としての柴、タキ木の廃止による低山地の雑木林の減少が一因かと思われる。

文献:岩田ほか(1993)  
執筆者:芦田 久 
最終更新 2008.3(環境省カテゴリー変更)
    トップページ > 野生生物種 > 昆虫類 > ヨツボシカミキリ

ページの先頭に戻る

お問合せ先一覧 | サイトマップ | ご利用案内 | 個人情報の取扱い | 著作権・リンク等 | このサイトの考え方

Copyright (C) Kyoto Prefecture. All Rights Reserved.