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琴引浜 ことびきはま
概要図

+ 基礎データ +

項目の解説.....
分類 海岸地形
細分 砂浜
地域 竹野郡網野町字掛津



+ カテゴリー +

(各カテゴリーをクリックすると解説を表示します)
京都府カテゴリー 要注意


+ 詳細 +

項目の解説.....
選定理由 京都府の自然を代表する典型的かつ貴重な地形。地域において生活と密着した存在であるものやランドマークとして親しまれている。
概要 竹野郡網野町の掛津川河口の町側に続く延長約1kmの海浜。砂浜が卓越するが、網野累層よりなる岩礁の見られる地域は、太鼓浜と呼ばれる。掛津川の河口部は漂砂の影響で、流路が大きく変化する。また、砂は季節により岸─沖方向に大きく移動し、冬季には汀線より沖にBarが発達し、春から夏にかけて浜に堆積する。浜の背後には、中位段丘とそれを被覆した古砂丘が小丘を形成し、その上に薄く新砂丘砂が乗る。琴引浜を構成する砂は鳴き砂として有名である。これは、十分に洗浄され丸く研磨された石英粒(43%)、カリ長石粒(33%)などからなり、表面の摩擦係数が極めて大きい。このため、力が加わると一団となって振動し音が出ると考えられる。鳴き砂の浜は、全国に約10ヵ所存在するが、その規模や音の質から、最も優れた浜であるとされる。現在、海水浴場として利用されているが、ゴミの投棄、キャンプをしたりRV車を乗り入れたりして、鳴き砂の浜としての環境は悪化している。地元の人たちが中心となり、保護が進められている。
関係法令 自然公園法(若狭湾国定公園),網野町文化財保護条例(町指定名勝「琴引浜」、町指定天然記念物「鳴き砂」)

文献:三輪(1982) 
執筆者:山脇 正資
写真
2.5万分の1 網野
写真
網野町掛津 鳴き砂で名高い琴引浜
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