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子どもの相対的貧困率は、国民生活基礎調査において平成30年は13.5%と、依然として7人に1人の子どもが貧困状態という厳しい状態が続いています。こうした中、京都府では平成27年3月に「京都府子どもの貧困対策推進計画」を策定し、すべての子どもが生まれ育つ環境に左右されることなく、その将来に夢や希望を持って成長していける社会の実現に向けて様々な施策を展開しており、その中心的施策として平成29年度から「きょうとこどもの城づくり事業」を実施しています。
京都府では、様々な課題(生活困窮世帯・ひとり親家庭等)を抱える子どもとその保護者を広く受け入れ、子どもが将来の希望や夢を持つきっかけとなる場をつくるため、食事や相談等を通じて、居場所やその他の福祉施策に繋ぐ入口となる「きょうと子ども食堂」の開設及び運営をされる民間の団体の取組を支援しています。
京都府では、ひとり親家庭の悩みや不安を持つ子どもと保護者のそれぞれが、気軽に交流し集うことができ、子どもの生活支援や学習支援等を実施する居場所を提供することで、精神的・経済的に不安定な子どもの心の安定や、学習習慣の定着と生活習慣の確立を図っています。
合わせて、ひとり親家庭の親への資格取得・高卒認定試験合格等に向けた学び直しの支援といった親の自立を促進するための取組のほか、各地域の実状に応じた子どもの貧困対策を推進するため、情報の発信、市町村や関係機関・団体との連携、居場所や子ども食堂等の新規開拓や開設・運営支援を行うための地域支援拠点の設置も行っています。
令和6年度ひとり親家庭のこどもの居場所一覧(PDF:198KB)
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