ここから本文です。
日本では、一生のうち2人に1人ががんになると言われています。
あなた自身でなくても、周囲の大切な人ががんと関わることがあるかもしれません。
ぜひ、がん検診を受けてください。
1受けてください、がん検診
2市町村が実施するがん検診
3職場や医療機関で受けられるがん検診
4がん検診で行われる検査
5がん検診の精度管理
誰もががんにかかる可能性があります。
しかし、がんの多くは、検診で早期に発見し、早期に治療することで、90%以上が治るようになってきました。
そのためには、症状のない早期にがんを発見し、治療することが大切です。早期に治療することで、がんによる死亡のリスクを軽減できます。胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮がん(子宮頸がん)の検診を、定期的に受ける習慣をつけましょう。
市町村が実施するがん検診は、実際にかかる費用よりも安く受けることができます。
ただし、対象年齢や受診間隔、実施時期、実施場所、自己負担額は、市町村によって異なります。詳しくは、お住まいの市町村の担当窓口にお問い合わせください。
令和6年度市町村がん検診情報
京都市:
乙訓:
山城北:
山城南:
南丹:
中丹西:
中丹東:
丹後:
市町村が実施するがん検診以外に、職場でがん検診を実施している場合があります。
実施の有無や詳細については、勤務先にお問い合わせください。
また、人間ドック等でもがん検診と同様の検査を受けることができます。
実施医療機関は、下記からも検索することができます。
検索方法
トップページ→「じっくり医療機関を調べたい」→「色々な条件(名称やワクチン接種など)で医療機関を探す」→「その他の条件から探す」『健康診断、人間ドック、健康相談』で、御希望の条件を設定し、検索してください。
検査項目:1.問診、2.胃部エックス線検査(バリウム検査)もしくは胃内視鏡検査
胃部エックス線検査(バリウム検査)
発泡剤(胃を膨らませる薬)とバリウム(造影剤)を飲んでエックス線写真を撮影し、胃の粘膜を観察する検査です。
胃内視鏡検査
口または鼻から胃の中に内視鏡を挿入し、胃の内部を内視鏡で直接観察する検査です。
検査項目:1.問診、2.便潜血検査
便潜血検査
便に混じった血液を検出する検査です。2日分の便を採取し、専用の容器に入れて提出します。がんやポリープなどの大腸疾患があると大腸内に出血することがあり、その血液を検出することが目的です。(通常は微量で、目には見えません。)
検査項目:1.問診、2.胸部エックス線検査、3.喀痰(かくたん)細胞診
※3.は、条件に該当する人のみ受診可能
胸部エックス線検査
肺全体のエックス線写真を撮影し、肺の状態を観察する検査です。肺全体を写すため、大きく息を吸い込んで、しばらく止めて撮影します。
喀痰(かくたん)細胞診
対象者は、50歳以上、喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が600以上の人です。3日間、起床時に痰を取り、専用の容器に入れて提出します。痰に含まれる細胞や成分を測定して、がん細胞の有無を調べます。
検査項目:1.問診、2.乳房エックス線検査(マンモグラフィ)
乳房エックス線検査(マンモグラフィ)
マンモグラフィは、小さいしこりや石灰化を見つけることができます。乳房を片方づつプラスチックの板で挟んで撮影します。乳房が圧迫されるため痛みを感じることもありますが、圧迫時間は数十秒ほどです。
検査項目:1.問診、2.子宮頸部の細胞診
子宮頸部の細胞診
子宮頸部(子宮の入り口)を、先にブラシのついた専用の器具で擦って細胞を取り、がん細胞など異常な細胞がないかを顕微鏡で調べる検査です。問診時には、前回の月経開始日や周期の確認があるので、メモしていくと良いでしょう。
お問い合わせ