麻しん情報
麻しんの発生状況
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平成30年の届出件数 |
平成31年の届出件数
(7月28日まで速報値)
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京都府 |
2
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8
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全国 |
282
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668
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府民の皆様におかれましては、予防接種履歴を確認いただき、感染リスクが高い(予防接種歴が2回未満、麻しんに罹ったことがない)と思われる方は十分注意していただくとともに、発熱やかぜ症状など、麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に「麻しんかもしれない」ことを電話で連絡の上、医療機関の指示に従って受診してください。
なお、受診の際は、周囲の方に感染させないよう公共交通機関の利用を避けてください。
≪今年の届出に関する報道発表≫
注意喚起の報道発表「麻しん(はしか)患者の発生について」(平成31年1月29日)
注意喚起の報道発表「麻しん(はしか)患者の発生について」(平成31年2月6日)
注意喚起の報道発表「麻しん(はしか)患者の発生について」(平成31年2月13日)
麻しんについて
- 主な症状として、発熱、咳や鼻水、目の充血など風邪のような症状が数日続いた後、高熱と発疹が現れます。
- 麻しんウイルスにより、空気感染、飛沫感染、接触感染とさまざまな感染経路で感染する急性の全身性感染症で、感染力は極めて強いとされています。
- 麻しんに対して免疫をもたない場合、10日前後の潜伏期を経て発症します。
- 肺炎、中耳炎を合併しやすく、時に脳炎など重い合併症を引き起こし、生命に関わる場合もあります。
- 学校のように同世代の集団が生活している空間にウイルスが入り込むと、感染の拡大を阻止することは非常に困難です。
予防には麻しんワクチンが有効
- 予防接種により、発症・重症化を予防できるとされています。
- 予防接種法による定期接種は、第1期(1歳)と第2期(小学校就学前1年間)の2回となっています。
- 定期接種の対象の方は、確実に予防接種をお受けください。期間内なら無料で受けることができます。(問い合せ:市町村の予防接種担当課)
- また、これまで予防接種を受けていない方、麻しんに罹患していない方は、予防接種を受けることをお勧めします。(有料。問い合せ:医療機関)
- ワクチン接種された場合でも、年数が経過して免疫が低下し、発症するケースも見られます。
麻しん患者との接触が考えられる場合
麻しん患者と接触後、3日以内に予防接種を受けると、発症・重症化を防げるとされています。かかりつけ医等とご相談ください。
疑われる症状が出現した場合
- 症状が出た場合には、学校や仕事を休み、早めに医療機関を受診してください。
(麻しん患者と接触していた場合には、受診の前にそのことを電話等で伝え、受診方法等医療機関の指示に従ってください。)
- 診察の結果、麻しんの発症が判明した場合は、学校や会社に報告して指示をうけてください。
- 過去に予防接種を受けたことのある方は、発しん等の典型的な症状が出現しないことがありますので、症状だけで判断せずに医療機関にご相談ください。
医療機関の方へ
- 麻しんは感染症法による5類感染症として全数届出の感染症です。
- 麻しんを診断(臨床診断を含む)した場合は、原則として、24時間以内に最寄りの保健所に届出をお願いします。
- 確定診断のための、検体(血液、咽頭拭い液、尿)採取及び提供に御協力お願いします。
関連情報
お問い合わせ先
京都府健康福祉部健康対策課感染症対策担当
電話 075-414-4734
FAX 075-431-3970
E-mail kentai@pref.kyoto.lg.jp