クローズアップ京都府

西脇知事が府内の皆さんと語り合い、頂いたご意見を府政に活かす「行き活きトーク」。

行き活きトーク
私たちの理想の「まちづくり」（下京区）

10月25日には、子どもだけで運営する小さな仮設のまちづくりイベント「京都版ミニ・ミュンヘン in 梅小路」の会場を訪問。子ども市長や高校生・大学生のサポーター、児童館の方々に、理想のまちづくりや子育てが楽しい地域社会についてお話を伺いました。

イベントで使える通貨「プラ」

高校生による手話体験ブースも

• お仕事は楽しいですか？
• 自分が作った雑貨を喜んでもらえてうれしかったです

参加者の声

• みんなをまとめる役割になりたくて市長に立候補。意見を出し合って協力しながらまちづくりを進めることができた。
• 今回のイベントを通じて無邪気で好奇心旺盛な子どもたちと関わって、自分も子育てしたいと思うようになった。
• ワークショップなどの準備期間では、子どもたちの積極的に取り組む姿から学ぶことも多く、私たち大学生にとっても良い経験になった。
• 準備から当日まで子どもたちにとって良い経験になった。高校生、大学生になったときには、サポートする側になってくれたらうれしい。

トークを終えて…

「京都版ミニ・ミュンヘン」の取り組みが、高校生や大学生にとっても学びになっていることを改めて感じました。子どもの自主性や自立性を育むとともに、子どもと若者が触れ合う機会を増やすことで「子育ては楽しい」というポジティブなイメージを広げていく取り組みを、これからも大切に進めてまいります。

行き活きトーク
活力ある地域を目指して（与謝野町）

11月2日には、与謝野町にあるイノベーションハブ「ATARIYA（あたりや）」を訪れ、スツール作りを体験した後、地元企業や金融機関の方々と、丹後地域の現状と今後の展望について意見交換しました。

スツールのやすりがけなどを体験

老舗料亭をリノベーションした丹後地域の交流拠点

参加者の声

• 空き家を利活用した飲食店の誘致など、不動産の付加価値向上に取り組んでいる。「目的地となる場所づくり」をキーワードに地域で連携し、観光客に加えて移住者も増やしたい。
• 子ども向けの木工教室などを通じて、ものづくりの魅力を発信している。丹後の技を世界にPRするとともに、この地域で働きたいと思う人を増やしたい。
• 地域に新たな雇用を生み出すため、自動車学校で外国人向けの講習やドローン免許取得講座など、多様なコースを開設している。今後、国内外から人を呼び込み、地域経済を活性化したい。
• 企業や人をつなぐマッチングイベントを開催し、地域支援に取り組んでいる。社会性と経済性が両立する“良い会社”が増えれば、地域課題の解決にもつながると思う。

トークを終えて…

ものづくりの魅力を世界に発信するとともに、子どもたちが地域と関わる機会を増やすことが、活性化につながることを実感しました。空き家の利活用や企業同士の連携推進など、丹後が異文化交流やオープンイノベーションの拠点となるよう、必要なサポートを続けてまいります。

昨年11月22日「第37回KYOのあけぼのフェスティバル2025」において、各分野で先駆的に活躍する女性に贈る「京都府あけぼの賞」の表彰式を行いました。個人では、総合地球環境学研究所副所長の浅利美鈴さん、バイオリニストの石上真由子さん、デフバレーボール選手の梅本綾也華（あやか）さん・梅本沙也華（さやか）さん、俳優の吉岡里帆さん、グループでは絵本サークル「きいろいばけつ」の皆さんが受賞されました。

当日は、気象予報士・防災士の蓬莱（ほうらい）大介氏による講演「災害時における自助・共助の大切さ」や、防災ワークショップも催され、男女共同参画の視点で「備え」を考える一日となりました。

左から「きいろいばけつ」のお二方、西脇知事、荒巻府議会議長、浅利美鈴さん

当日来場が叶わなかった受賞者の皆さん

吉岡里帆さん

梅本沙也華さん

梅本綾也華さん

石上真由子さん

気象予報士・防災士の蓬莱大介氏による講演

防災に関するさまざまなワークショップも開催