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1点目は、令和8年度京都府総合防災訓練の実施についてです。
近年、風水害は激甚化・頻発化しており、先日も台風25号・26号により関東地方を中心に記録的な豪雨が発生いたしました。
また、7月に発生した熊本地震におきましては、断水や猛暑など過酷な避難所の環境が、避難者の健康に深刻な影響を及ぼすことが改めて明らかになりました。そのうえ、令和6年能登半島地震のように、地震災害と水害が重なった場合は、より大きな被害となることが想定されます。
このため、10月25日(日曜日)に実施する今年度の総合防災訓練では、山城地域における豪雨及び大規模地震の複合災害を想定し、約70の防災関係機関と合同で実施することにより、関係機関の連携強化と災害対応力の向上を図ります。
訓練当日は、まず、府庁の危機管理センターに設置する災害対策本部において、ヘリによる空撮映像による被災状況の確認や、災害対応の方針を決定する「災害対策本部会議訓練」を実施し、その後、城陽市の長池演習場において、ヘリコプターやドローンを活用した航空訓練、孤立者の救出・救助訓練、救援物資の輸送訓練などを実施します。
また、南城陽中学校においては、災害時応援協定の締結企業、地域の方々にもご参加いただき、プライバシー空間の確保やキッチンカー等による温かい食事の提供、車中泊避難者やペット同行避難者、要配慮者、子連れの避難者等に対するきめ細やかな支援など、誰もが安心して避難できる「京都式あんしん避難所」の運営訓練を実施いたします。当日の取材についてもご協力をよろしくお願いします。
2点目は、「KYOTO GAMESフェスティバル」の開催についてです。
京都府では今年度、府民の誰もが年齢や性別、障害の有無を問わず、スポーツを「する」「みる」「ささえる」といった多様な形で楽しみ、地域や世代を超えたつながりを育むことを目指して、「京都府民総合体育大会」を「KYOTO GAMES」へとリニューアルいたしました。
リニューアルにあたり、この取組の魅力を府民の皆様に広く体感していただく機会として、11月1日(日曜日)に府立山城総合運動公園で「KYOTO GAMESフェスティバル」を開催します。
当日は、トップ選手によるかけっこ教室や講演会のほか、各種スポーツ体験会を開催し、若い世代をはじめ幅広い府民が参加しやすいeスポーツやアーバンスポーツ体験会も初めて実施します。
他にも、ミニ運動会やキッチンカー、マルシェなど、普段からスポーツをされている方だけでなく、スポーツに接する機会が少ない方にも来場していただきやすいイベントです。
また、フェスティバルが開催される11月1日には、市町村対抗競技大会やマスターズ市町村交流大会の一部競技が、同じく府立山城総合運動公園で開催されます。
この機会に、リニューアルした「KYOTO GAMES」を、多くの府民の皆様に体感していただきたいと考えております。周知と取材についてもご協力をよろしくお願いします。
私からは以上です。
京都府総合防災訓練について、この夏は熊本地震や千葉豪雨など、死者を伴う災害が相次いだ。熊本地震には京都府からも職員を被災地に派遣していたが、そうした職員からの報告も含めて、府域での今後の防災の課題や、それを今回の訓練にどう活かしていくのかについて、知事の考えを伺いたい。
熊本地震については、支援に行った職員から直接話も聞きましたが、今回は猛暑の中の地震だったということで、特に住家被害認定調査については炎天下の作業になるため、暑さ対策をしっかりする必要がありました。
避難所環境については、能登半島地震でも同様でしたが、避難生活が長期化すると肉体的・精神的ストレスで、場合によっては災害関連死にもつながりかねません。要配慮者や外国人、ペットの同行避難、車中避難など、避難所には様々なニーズがありますので、その辺り、特に避難所運営については様々な教訓を得たと考えています。
そのため、今回の訓練では「京都式あんしん避難所」ということで、避難所における生活環境の確保といったことも、訓練の重点項目に置かせていただく考えです。
それからもう一つは、民間事業者と連携した道路啓開や、ヘリやドローンを使用した孤立地域への進出・救護の訓練といったことを行う予定にしています。特に能登半島地震では、孤立地域が出た場所で、救助のこともありますが、その後の支援物資を届けるためにドローンが非常に有効だということが確認されていますので、そういった点については、今回の訓練の中でも新しい要素として実施していきたいと考えています。
ただ、毎回言っていますように、災害は一つとして同じものがありません。これまでからも、京都で起こっていなくても、起こった災害はその都度、それを教訓とし、最終的には地域防災計画に反映していきますが、もう一つは、訓練の内容を常にアップデートして、新しい要素を加えていくということですので、今回はやはり避難所の環境と、ドローンを活用した空中からの救護・支援については、例年と違う重点として実施したいと考えています。
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