ここから本文です。
A
乳幼児期は、せいがんじと比べて成長がゆっくりに感じることが多いかもしれませんが、焦る必要はありません。
うつ伏せ姿勢で顔を上げない、一人で座れない、よつばいをしないことなどがあります。また、歩きはじめが1歳半以降になることもあります。
触ることに対する抵抗感があり、手指を使った遊びや生活経験の不足などが起こる場合があります。
大人の言語をまねることが多く、独り言が多いです。言葉の意味を充分理解せずに使っている場合もあります。
外界に対して不安感が強く、新しいことに取り組むことが苦手な場合があります。
食事・排泄・着替えなどは、見てまねをすることが難しいので、手を取って言葉をかけながら教えることが大切です。
A
見えにくい子どもの特性は、自分の興味のあるものは見ようとしますが、ほかのものをあまり見ない、見る距離が近いなどがあげられます。子どもにとって見やすい環境を作り、興味や関心を広げてあげましょう。コントラストを強くしたり、背景を整理することや、ルーペ、たんがんきょうといった補助具やしょけんだいなどを利用するなど、手元をはっきり見ることができる環境が大切です。
離れたものをみる。黒板の文字など
絵や文字を拡大する
本を目の高さに固定して読みやすくする
A
指示語(これ、それ、あれ、そこなど)や指さしをさけて、方向を示す言葉「前、後ろ、上、下、左、右」や名詞に置き換えましょう。また室内の机など家具の配置を変えない(変えたときは教える)ことがわかりやすさにつながります。子どもは足の感触や慣れたものの場所、距離感などを頼りにしています。
見えない・見えにくい子どもを育てるときには、環境をしっかりと整えたうえで、周囲のことをわかりやすく伝えること、いっぽ立ち止まって子どもの気持ちを考えることが大切です。
お問い合わせ
健康福祉部家庭・青少年支援課 家庭支援総合センター
京都市東山区清水四丁目185-1
電話番号:075-531-9608
ファックス:075-531-9610