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社会にいっぽ踏み出すと(えがおのいっぽ 音声読み上げ)

 

さまざまな社会の工夫

 

1.私たちのまわりには見えない・見えにくい人が生活しやすい工夫があります!

社会の工夫の例として、

  • はくじょうや点字ブロック
  • 音響信号
  • 点字案内板
  • 盲導犬

などがあります。

 

2.見えない・見えにくい人の生活を便利にする道具がたくさんあります!

生活を便利にする道具の例として、

  • 拡大読書器・・文字を拡大して読みやすくします。
  • テレビ対応ラジオ・・音声でテレビの内容がわかります。
  • 点字ディスプレイ・・パソコンなどに接続してデータを点字で読むことができます。
  • 音声読書器・・本の内容を読み上げてくれます。
  • 音声体重計・・音声で体重を教えてくれます。
  • 見えない・見えにくい人も楽しめるオセロ・・盤とオセロ石が一体となっており手ざわりで白や黒がわかります。

などがあります。

 

3.生活を便利にするユニバーサルデザインが社会に広がっています!

ユニバーサルデザインとは、年齢、性別、能力、国籍などの違いに関わらず、すべての人が利用しやすいように、はじめから建物、製品、情報、サービスなどをデザインすることとそのプロセスのことをいいます。

ユニバーサルデザインの例として、

  • 牛乳パックには「きりかき」という牛乳とわかる印があり、「きりかき」の反対側があけ口とわかるようになっています。
  • 段差がない歩きやすい道路
  • シャンプーのボトルにはギザギザがあり、わかりやすくなっています。
  • お札の両端には印があり、触ってどのお札かわかるようになっています。
  • 音声読み上げ機能のあるスマートフォンで文章を音声で認識できます。
  • 自動ドアには近づいたら音が鳴り、出口がわかりやすくなっています。

などがあります。

 

4.いっぽ外に出てみるといろいろな出会いが待っています!

勇気を出して地域にいっぽを踏み出すと、いろいろなことが体験できたり、人とのつながりができたりします。

ここでは、そんな勇気のいっぽを踏み出した、見えない・見えにくい子どもの保護者の方から嬉しかったこと、楽しかった声を集めました。

普段の生活で嬉しかったこと

  • 見える・見えない関係なく地域の友だちと一緒に遊んだ。
  • 子どもの友だちから点字で書いた手紙をもらった。
  • 買い物したとき、店員さんが商品名を読み上げて教えてくれた。
  • 友だちのお母さんが絵本の読み聞かせをしてくれた。

 

地域のイベントに参加して嬉しかったこと

  • 地域の人からたくさん優しい声をかけてもらえた。
  • 子どもが迷っていると、手を引いてわかりやすく教えてもらえた。
  • イベントではいろいろな物に触らせてもらえた。
  • 地域の人が手を引いて、子どもと一緒に歩いてくれた。

 

など、地域にはあたたかいことがたくさんありますね!地域のお祭りや季節のイベントなどに勇気を持って参加してみましょう。

 

5.見えない・見えにくい人をサポートする施設や団体

地域において、見えない・見えにくい人たちの生活をサポートするために、様々な団体が身近なところで活動されています。ここではその一部をご紹介します。

 

盲導犬と歩くために

公益財団法人 関西盲導犬協会

〒621-0027

亀岡市曽我部町犬飼未ヶ谷18-2

Tel・0771-24-0323

盲導犬の貸与や歩行訓練などに関する相談を受け付けています。

 

専門的な資格を得るために

京都府立視力障害者福祉センター

〒606-0805

京都市左京区下鴨森本町21

Tel・075-722-8203

りりょうし(按摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師)の養成をされています。

 

つながりを得るために

公益財団法人 京都府視覚障害者協会

〒603-8302

京都市北区紫野花ノ坊町11京都ライトハウス内

Tel・075-463-8726

南部アイセンター

Tel・0774-54-6311

見えない、見えにくい当事者でつくる団体です。「独りぼっち」の視覚障害者をなくそうを合い言葉に、講演会や交流会行事の開催などが行われています。

 

各種ボランティア団体

〒603-8302

京都市北区紫野花ノ坊町11京都ライトハウス内

Tel・075-462-4400

京都ライトハウスを拠点に、多くのボランティア団体が様々な活動をされています。主な活動例として、パソコン学習支援、手引きボランティア、点字製作、録音製作などの活動が行われています。

 

その他の主な相談窓口については、「見えない・見えにくい人たちの相談窓口」のページをご確認ください。

お問い合わせ

健康福祉部家庭・青少年支援課 家庭支援総合センター

京都市東山区清水四丁目185-1

ファックス:075-531-9610

ksc-soudan@pref.kyoto.lg.jp