ここから本文です。

平成30年度 メカトロニクス科トピック(1年生)

<4月>「ゼロからのスタート」

1年生は、ものづくり分野で必要な「機械」、「電気・電子」、「制御」の基礎を学びます。

メカトロニクス科に入ってくる訓練生のほとんどは、理系の学習経験がないため、みんなゼロからのスタートです!

「図面の読み方」や「測定器の使い方」などから始めて、少しずつ専門的な内容に入っていきます。

毎週火曜日は機械加工実習

工作機械を使って金属を加工する際、正確な測定ができないと精密な加工はできません。そこで、まず初めに「測定器の使い方」を習得します。

マイクロメータを使った測定の様子

「ノギス」では、0.1mm単位、「マイクロメータ」では、0.01mm単位まで測定できます。

測定値確認の様子

自分の測定した値が正しいか、グループ内で確認し合い、理解を深めます。

<5月>「野外訓練」

入校して1ヶ月、少しずつ訓練生活にも慣れてきました。

メカトロニクス科では、クラス内の親睦を深めることと、ものづくり業界に関心を持ってもらうことを目的に、毎年5~6月に野外訓練(企業見学)を実施しています。

今年の見学先は、「オムロンコミュニケーションプラザ」(京都市下京区)

ただ施設を見学するのではなく、テーマを決めて見学し、後日発表するという課題があるため、グループ別に事前に調べた内容と照らし合わせながら、情報収集していました。

1960年代後半に世界で初めて導入された【駅の自動改札機】の開発エピソードを聞いたり、最新の画像診断システムの体験コーナーなどで、身近な製品に触れながら、オムロンの技術や企業理念について学ぶことができ、充実した野外訓練となりました。

最新の自動車技術の説明を聞く訓練生

最新の自動車技術に興味津々の訓練生たち。メカトロニクス科の訓練で使用している「センサ」や「リレー」などの電子部品も展示してありました。

毎週木曜日はパソコン実習

パソコン実習では、WordやExcelなどの実用的な使い方を習得します。

野外訓練で見学した内容については、PowerPointを使ってスライドを作成し、全5チームが発表を行いました。

グループで発表資料を作る様子

グループで協力しながら発表資料を作成するのですが、見てきたこと、調べたことを伝わりやすいようにまとめるのは簡単ではありません。

グループで発表している様子

人前で発表するためには練習が必要ですが、どのグループも短時間でよくまとめていました。

大学卒の訓練生や、社会人経験のある訓練生が中心となって、年齢に関係なく学び合うことができるのは、職業訓練校ならではの光景です。

<6月>「CAD利用技術者試験まであと1ヶ月」

メカトロニクス科では、「2次元CAD利用技術者試験2級」と「第二種電気工事士」の資格試験にチャレンジします。

最初に受けるのは、「2次元CAD利用技術者試験2級」で、入校当初は全く図面が読めなかった訓練生も、図面から立体が思い浮かべられるようになり、製図に関する知識も身に付きました!

全員合格に向けてラストスパート!!

CADの訓練風景

図面を描く様子

2級では実技試験はありませんが、訓練では【手書き製図】と【CAD製図】の実技も学びます。

<7月>「めざせ電気工事士!」

CADの試験が終わり、電気工事の訓練がスタートしました。国家資格である「第二種電気工事士」を取得することは、メカトロニクス科1年生にとって最大の目標!

10月に筆記試験、12月に実技試験があるのですが、筆記試験の合格者だけが実技試験に進むことができるため、まずは筆記試験に合格しなければなりません。

メカトロニクス科では、全国平均を上回る9割以上の合格率を毎年達成しており、今年も全員合格を目指して試験対策が始まっています。

過去問題を解きながら、理解度を確認しています。

電気工事学科訓練の様子

リフレッシュのために適度な運動を

社会人として毎日働くには、技能だけではなく体力も必要です。実習中心の訓練を毎日受講しているだけでもそれなりに体力はつきますが、毎週木曜には90分の体育の授業もあります。

メカトロニクス科では、通常1年生が午前、2年生が午後という時間割ですが、7月は熱中症対策のため午後の体育は中止し、午前に合同で実施しました。

体育の様子

この日は、1年生チーム対2年生チームでソフトバレーボールを楽しんでいました。スポーツやレクリエーションを通じて、チームで仕事をするためのコミュニケーション能力を養うことも重要です。

<9月>「電気工事実技練習スタート」

7月から始まった電気工事士筆記試験対策も終盤に入り、合格点を取れる実力がついてきたところで実技練習がスタートしました。試験内容を簡単に言うと、家でも学校でも毎日使用するスイッチやコンセントをつなぐ配線作業です。出題される問題から配線するための図(複線図)を描き、与えられた電線を切り分け、各種機器とつないでいく作業は、慣れるととても面白く、皆イキイキと作業しています。
訓練生のアンケートでも、一番好きな訓練に挙げられることが多いのがこの電気工事の実技実習です。

スイッチを配線している様子

<10月>「安全第一の機械加工実習」

毎週火曜日の機械加工実習では旋盤や、フライス盤、ボール盤などの工作機械を使って金属加工を行います。2学期に入り、機械の操作にも慣れてきたので、少しずつ難しい課題になっていきます。課題図面から自分で工程や段取りを考えて加工しますが、何よりも大事なのは安全に作業すること。身のまわりの整理整頓はもちろん、刃物や工具の扱いに注意しながら「災害ゼロ訓練」を続けています。

旋盤で加工している様子 作業台の整理整頓を徹底している様子

<11月>「ものづくりフェア」

11月8日、9日、パルスプラザにて、ものづくりフェア2018が開催されました。
京都のものづくり企業や団体が出展されるなか、本校も毎年ブースを構え、子供向けものづくり体験などを実施しています。
メカトロニクス科では、金属を使ったペンスタンド製作を企画し、「ネジ切り」、「電線の輪作り」など、日頃の訓練でやっていることを来場者に体験していただきました。

多機能ペンスタンド 作り方を教えている様子

<12月>「国家資格取得!!」

12月8日、第二種電気工事士の技能試験が全国一斉に実施されました。9月から試験対策をしてきた1年生18人が受験し、17人が合格することができました!(合格率94%)
今回の合格率の全国平均は33.6%なので、いつもより難易度が高かったと言えます。(例年は40%前後)
惜しくも技能試験で不合格になった場合も、翌年の筆記試験は免除されるので、2年生で再受験し、在校中の合格を目指します。
このように資格を取得することは、訓練生の自信になります。これを機に、様々な資格にチャレンジして欲しいものです。

<1月>「引張り試験」

様々な金属材料について学ぶ授業の中で、自分たちがよく使用する材料の性質を知るための実験を行いました。機械加工システム科の協力のもと、「引張り試験機」を使って最大引張り強さなどを測定し、応力や伸び、絞りなどを算出するのですが、金属がちぎれる瞬間の音と振動に訓練生たちは驚いていました。実験後には、「硬さ試験機」や「ワイヤ放電加工機」など、メカトロニクス科にはない設備を見学させていただき、他科の訓練に興味津々な様子でした。

引っ張り試験の様子 アルミ棒が破断している様子

<2月>「成果発表会」

2月末に開催された「成果発表会」では、各科代表によるプレゼンテーションを聴講しました。日頃ほとんど交流のない他科の訓練内容を知ることは、お互いの刺激にもなり、発表後には多くの質問が出ていました。10分間という短い時間の中で、各科の訓練内容や資格取得、卒業製作などについて堂々と発表する先輩達を見て、「来年は自分たちが発表する側になるので、身の引き締まる思いだった」などの感想がありました。

建築科の発表を聴講している様子 メカトロニクス科の説明をする2年生

<3月>「高校生ものづくり体験」

京都翔英高等学校の2年生が、製造業に対する理解を深めるために来校されました。メカトロニクス科では、金属の「穴あけ」、「ねじ切り」、「やすりがけ」などを体験してもらい、オリジナルペンスタンドを製作しました。1年生は、この1年間に学んだことを活かして高校生にアドバイスしながら、ケガなく安全に作業できるよう一生懸命にサポートしてくれました。

高校生が作業している様子 高校生をサポートする様子

最初はものづくりに関して何も知らなかった1年生が、資格取得や訓練の積み重ねで自信を持ち、大きく成長しました。2年生からは訓練と並行して就職活動も始まります。早めに目標を決めて、就職に向けて突き進んでください!

お問い合わせ

商工労働観光部京都高等技術専門校

京都市伏見区竹田流池町121-3

ファックス:075-642-4452

kyokgs-k1@pref.kyoto.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?