更新日:2025年10月16日

ここから本文です。

令和7年度メカトロニクス科トピック

8月-AUGUST-/9月-SEPTEMBER-

 (2年生)大会へ向けてのロボット製作

2年生は、10月26日に行われる全日本ロボット相撲大会近畿予選突破を目指してロボットの製作を日々行っています。

頭で考えているものを形にするのはとても難しく、実際に設計や加工を行うと、上手くいかないことも多くあります。そのたびに仲間と意見を出し合い、設計の変更や修正を行いながら自分の理想の形に近づけていきます。

機体が組みあがったら、校内で実戦形式の練習試合を重ね、細かい調整をしていきます。

<ロボット製作実習の様子>
ロボット相撲大会にむけた練習試合の様子 大会で使用するスピード型ロボットの写真
練習試合 スピード型のロボット

 

 (1年生)第二種電気工事士試験(国家試験)対策

1年生はCADの試験が終わると、最後の目標資格となる第二種電気工事士(国家資格)の試験に向けての勉強が7月中頃からスタートしました。

資格を取得するには、筆記試験と実技試験の両方に合格する必要があります。

まず筆記試験が先に行われるため、出題内容である電気工事を行うための法令や、工具、材料の種類、電気計算などを一通り学びます。その後、試験対策として過去問題を解きながら実力をつけていきます。

10月4日の筆記試験合格を目指し、勉強に励んでいます。

<第二種電気工事士試験対策>
筆記試験対策の授業の様子
筆記試験対策の授業
実技試験対策の作業の様子1 実技試験対策の作業の様子2
実技試験対策の授業

 

7月-JULY-

 (2年生)ロボット製作と就職活動

2年生は4月からロボットのプログラムや強くするためのアイデアを出してきました。7月に入り自分の理想とする形が決まったので、大会に出場するロボットの設計、加工、調整をもう一度改めて行います。

10月26日に行われる全日本ロボット相撲大会近畿予選突破を目指して、ここからが本格的な製作のスタートです。

また、並行して就職活動も行っており、指導員との個別面談を重ねて、働きたい地域や分野を絞り込んでいきます。希望する企業が決定すれば、まず見学、その後面接練習、そして本番の面接へと進み、早ければ夏休みまでに内定が決まります。

<ロボットの加工と組立>
NC工作機械の写真 ロボットの組み立て作業の様子
NC工作機械 組立作業

 

 (1年生)CAD利用技術者試験

1年生は4月から勉強してきた機械製図やCADに関する資格試験を受験しました。

ものづくりにおいて図面を読む・書くといったことはとても大切なことなので、最初に学んでいきます。8月からの第2期以降もこのCAD技術を利用し、3Dプリンターによる部品加工や簡単なロボットの設計を行う予定です。

<CAD試験当日>
CAD試験当日の様子

 

6月-JUNE-

 (2年生)製造ラインを作るFA実習

2年生の前期の授業はロボット製作が中心ですが、材料力学の学科や、FA(ファクトリーオートメーション:工場の自動化技術)の実習なども行っています。

FA実習では、製品を移動するコンベアやモータ、ハンドリングロボットなど、自動化装置の仕組みをよく考え、各種センサーや制御装置と接続し、プログラムによって制御します。また、空気の圧力を利用した機器も組み込み、製造ラインを作っていきます。

<FA実習作業>
ファクトリーオートメーション実習の様子


 (1年生)機械加工実習

メカトロニクス科では、ロボットのパーツを作るうえで必要な金属等の加工方法や測定の仕方について1年次の5月から勉強しています。

大型の機械を使い、金属の塊から図面に沿って加工するのはとても大変なことです。とくに1/100mmという日常生活では気にすることのない精度で加工を行うため、みんなとても苦労していました。

機械加工実習では、図面の読み方や様々な機械を用いた加工方法を1年間(週1~2回)学び、考えたものを形にするための技術を身に付けていきます。

<機械加工実習>
旋盤加工で加工した金属棒

 

4月-APRIL-/5月-MAY-

 (2年生)ロボット相撲初めの一歩

2年生は、4月からロボットをC言語で制御するプログラム実習を行っています。そこから1年生のときに作った部品を使いロボットを組み立てていきます。

今回は、自分たちで考えた武器や機構を取り入れたロボットを製作し、そのロボット同士で相撲をする練習試合をクラス内で行いました。ここからロボット相撲大会出場に向けての製作が始まります。

<ロボット相撲の練習試合の様子>

 

 (1年生)メカとトロを学んでいます

4月11日(金曜)に入校した1年生は早速“メカ”“トロ”を学び始めました。

“メカ”とはメカニクス(機械工学)のことで、週に1度機械加工の実習があり工作機械の使い方を学んでいます。
また、“トロ”とはエレクトロニクス(電子工学)のことで、こちらも電子回路の実習があり、回路の組み方や測定の仕方を学んでいます。

どちらも難しそうと思われるかもしれませんが、入校生のほとんどが初心者なので授業も少しずつ進んでいきます。

<機械加工と電子回路の実習風景>
機械加工実習 電子回路実習

 

5月には、最新のロボット技術などを学ぶためインテックス大阪に野外訓練に行きました。1年生は緊張もあり、入校してから会話も少なかったのですが、野外訓練ではみんなでいろいろ話しながら見学していたので、良い経験になったと思います。

<野外訓練の集合写真>
野外訓練の集合写真

お問い合わせ

商工労働観光部京都高等技術専門校

京都市伏見区竹田流池町121-3

ファックス:075-642-4452

kyokgs-k1@pref.kyoto.lg.jp