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2年生の前期の授業はロボット製作が中心ですが、材料力学の学科や、FA(ファクトリーオートメーション:工場の自動化技術)の実習なども行っています。
FA実習では、製品を移動するコンベアやモータ、ハンドリングロボットなど、自動化装置の仕組みをよく考え、各種センサーや制御装置と接続し、プログラムによって制御します。また、空気の圧力を利用した機器も組み込み、製造ラインを作っていきます。
<FA実習作業> | |
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メカトロニクス科では、ロボットのパーツを作るうえで必要な金属等の加工方法や測定の仕方について1年次の5月から勉強しています。
大型の機械を使い、金属の塊から図面に沿って加工するのはとても大変なことです。とくに1/100mmという日常生活では気にすることのない精度で加工を行うため、みんなとても苦労していました。
機械加工実習では、図面の読み方や様々な機械を用いた加工方法を1年間(週1~2回)学び、考えたものを形にするための技術を身に付けていきます。
<機械加工実習> | |
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旋盤加工で加工した金属棒 |
2年生は、4月からロボットをC言語で制御するプログラム実習を行っています。そこから1年生のときに作った部品を使いロボットを組み立てていきます。
今回は、自分たちで考えた武器や機構を取り入れたロボットを製作し、そのロボット同士で相撲をする練習試合をクラス内で行いました。ここからロボット相撲大会出場に向けての製作が始まります。
<ロボット相撲の練習試合の様子> | |
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4月11日(金曜)に入校した1年生は早速“メカ”と“トロ”を学び始めました。
“メカ”とはメカニクス(機械工学)のことで、週に1度機械加工の実習があり工作機械の使い方を学んでいます。
また、“トロ”とはエレクトロニクス(電子工学)のことで、こちらも電子回路の実習があり、回路の組み方や測定の仕方を学んでいます。
どちらも難しそうと思われるかもしれませんが、入校生のほとんどが初心者なので授業も少しずつ進んでいきます。
<機械加工と電子回路の実習風景> | |
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機械加工実習 | 電子回路実習 |
5月には、最新のロボット技術などを学ぶためインテックス大阪に野外訓練に行きました。1年生は緊張もあり、入校してから会話も少なかったのですが、野外訓練ではみんなでいろいろ話しながら見学していたので、良い経験になったと思います。
<野外訓練の集合写真> | |
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