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7月は、簿記と品質管理に関する授業の成果を試す場として「簿記検定3級」と「QC検定3級」にチャレンジします。合格に向けて日々頑張っています。
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<簿記検定の試験対策> | <QC検定の試験対策> |
これらの検定が終わると離転職者など社会人経験者の方には長く感じられ、去年までは学生だった新規学卒者の方には短いと思う夏休みが始まります。
第2期からも新たな検定試験や実習などが予定されています。
サンドブラストを用いて自分だけのガラスコップをデザインから作成まで行いました!
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サンドブラストとは、ガラスコップにシールを貼り、砂を強く吹きかけて「すりガラス」のように加工することです。
言葉では簡単そうですが・・・
[1]何にしようか(構想)
[2]AutoCADで作図
[3]レーザー加工機で読み込むためdxfファイル形式で保存
[4]読み込んだデータをレーザー加工機でシールをカット
[5]カッティング部分を剥がす
など多くの工程が含まれています。
特に[5]は、手作業となるため繊細なデザインの訓練生は、かなり苦労していました。
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AutoCADで作図したデータをレーザー加工機で読み込み、シールをカットします。
カットが終わったシールをガラスコップに貼りつけ、サンドブラストコーナーへ移動します。
コップに砂を吹き付けて傷をつけると模様が浮かび上がってきます。薄いコップや砂を吹き付けすぎるとコップに穴が開いてしまうので、ほどほどの加工が必要となります。
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うまく、自分の思い通りに出来上がれば、喜びもひとしおのようでした。
野外訓練の一環として京都にある老舗工具メーカーへ企業見学に行きました。
工具に親しみの少ない訓練生たちが、バラバラになったラチェットハンドルを組み立て、なぜ一方向にしか回転できないかなどの仕組みを理解しました。組み立てていくよりも再度バラバラにするのに苦戦していました。
![]() 【ラチェットハンドル】 |
ラチェットハンドルは、一方向のみにしか回転せず、もう一方への回転にはロックがかかるラチェット機構があるため、毎回レンチを外す必要なくボルトを回せます。また、付け外しがないことで、狭い場所でも作業できるのもラチェット機構のメリットです。 |
原材料の切断から組立・完成、梱包まで手掛けており危険な作業も含まれ安全管理の重要性を訓練生に教えていただきました。
「危険は見えるが安全は見えない」という言葉が印象的でした。
6月は、「サンドブラスト」実習について掲載予定です。
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令和7年度、プロダクトマネージメント科に入校した15名が、就職に向け、気持ちを新たに入校式を迎えました。 |
QC検定3級の合格を目指し、計算問題などに頭を抱える場面もありますが、授業に関連付けて模擬企画会議を実施しました。生徒同士のコミュニケーション向上にもつながり、クラス内の親交も深まったようです。
-----授業の流れ----- | ||
1)グループに分かれ、個々に現状の「マスク」について改善点を7つ出し合います(ピンク色の貼紙) | ||
2)出し合った改善点をカテゴリー(機能、素材等)別に分けます(黄色の貼紙) 新QC7つ道具の親和図法に基づいて、解決すべき問題を明らかにしていきます(グルーピングとラベル付け) |
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3)いくつかの改善点に着目し商品化します | ||
4)発表!A4サイズの用紙に改善ポイント、一押しポイントを記載します | ||
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いろんな「マスク」が企画されました。これはメーカーに投書かな… |
5月は、野外訓練の一環として企業見学があります。(次回トピックに掲載予定)
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