更新日:2025年6月12日

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令和7年度プロダクトマネージメント科トピック

5月-MAY-

 企業見学に行きました

野外訓練の一環として京都にある老舗工具メーカーへ企業見学に行きました。

工具に親しみの少ない訓練生たちが、バラバラになったラチェットハンドルを組み立て、なぜ一方向にしか回転できないかなどの仕組みを理解しました。組み立てていくよりも再度バラバラにするのに苦戦していました。


【ラチェットハンドル】
ラチェットハンドルは、一方向のみにしか回転せず、もう一方への回転にはロックがかかるラチェット機構があるため、毎回レンチを外す必要なくボルトを回せます。また、付け外しがないことで、狭い場所でも作業できるのもラチェット機構のメリットです。


原材料の切断から組立・完成、梱包まで手掛けており危険な作業も含まれ安全管理の重要性を訓練生に教えていただきました。
「危険は見えるが安全は見えない」という言葉が印象的でした。

 

  • 訓練生の感想(抜粋)
    ・製造業で働くなら、安全意識の高さは転職の軸として大事だと思った。
    ・たくさんのものが作られているとは思えないぐらい製造現場が整理整頓されていた。
    ・3S活動(整理・整頓・清掃)やヒヤリハットの意識が徹底されていた。守ることを決め、決めたことを守り、そして定着させる。当たり前に改善が常に行われ、働く環境を整えることが良い製品に繋がると理解できた。

6月は、「サンドブラスト」実習について掲載予定です。

4月-APRIL-

 入校から、そろそろ1か月

  • 【令和7年4月11日入校式】
令和7年度入校式の様子

令和7年度、プロダクトマネージメント科に入校した15名が、就職に向け、気持ちを新たに入校式を迎えました。
これから1年間、クラス全員で頑張りましょう!

 

  • 【模擬企画会議】~目指せ商品化!~『誰もが喜ぶマスク』

QC検定3級の合格を目指し、計算問題などに頭を抱える場面もありますが、授業に関連付けて模擬企画会議を実施しました。生徒同士のコミュニケーション向上にもつながり、クラス内の親交も深まったようです。

-----授業の流れ-----
1)グループに分かれ、個々に現状の「マスク」について改善点を7つ出し合います(ピンク色の貼紙)
2)出し合った改善点をカテゴリー(機能、素材等)別に分けます(黄色の貼紙)
新QC7つ道具の親和図法に基づいて、解決すべき問題を明らかにしていきます(グルーピングとラベル付け)
3)いくつかの改善点に着目し商品化します
4)発表!A4サイズの用紙に改善ポイント、一押しポイントを記載します
改善や一押しポイントを付箋に記載してボートに貼付けいく様子 A4用紙に改善や一押しポイントをまとめた写真
いろんな「マスク」が企画されました。これはメーカーに投書かな…


5月は、野外訓練の一環として企業見学があります。(次回トピックに掲載予定)

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