更新日:2025年12月5日

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京の伝統野菜「賀茂なす」

京の伝統野菜「賀茂なす」

京都市北区では、3月中旬から8月中旬にかけて施設で栽培が行われており、実が大きいのが特徴で、自家採種により形質が守られています。
高級料亭などのへの契約出荷の他に、振り売りで直接販売も行われており、鮮度が良く、食べ応えがあると好評です。

 


3月中旬頃に、本葉4枚から5枚の苗を施設内に植え付けます。
霜害防止のため、夜間は小トンネルで被覆し、保温に努めて生育初期の生長を促します。

差替


4月下旬頃から、1株当たり3本の主枝を誘引します。

主枝の誘引

 

 

 


5月上旬頃から順次主枝の葉と脇芽を摘み取り、果実の肥大を助けます。

差し替えなす

 

 

 

 


5月中旬頃から8月中旬まで収穫します。
収穫する果実の目安は、およそ直径10~12cm(1果重約400~500g)で、専用のスケールを使って果実の大きさを確認し、ハサミで切り取ります。

収穫

 

 

 


振り売りでは、軽トラックに積み込んだ賀茂なすを、市内の住宅の軒先などで販売します。

販売

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


※当方では、販売の注文、受付の斡旋は行っていませんので、農産物直売所等へお問い合わせ願います。

 

お問い合わせ

農林水産部京都乙訓農業改良普及センター

京都市右京区西京極徳大寺団子田町15番地

ファックス:075-315-2909

kyoto-nokai@pref.kyoto.lg.jp