南丹広域振興局

更新日:2026年3月25日

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普及活動報告

 

南丹普及センターの活動を紹介します!​

令和7年度

令和7年度グリーンな栽培体系への転換サポート事業に係るグリーンな栽培体系検証情報交換会(1月27日)

液肥利用協議会主催の「グリーンな栽培体系への転換サポート事業に係るグリーンな栽培体系検証情報交換会」が、南丹市八木支所(iスタやぎ)で開催されました。
普及センターは液肥利用協議会関係者に対し、令和7年度産小豆の生育・収量調査結果を報告しました。元肥として液肥「やぎバイオグリーン液」を10a当たり3t施肥した区と4t施肥した区の収量を比較したところ、4t施肥区の方が高収量であったことを報告しました。また、京都農業の研究所株式会社 間藤名誉教授から、小豆の部位別の窒素含有量等を測定した結果が示されました。この結果から、小豆栽培における適切な液肥施用量等について、さらに検討する必要性が共有されました。
液肥利用協議会では、液肥の利用拡大等に向け、令和8年度は八木町で大面積栽培されている普通大豆における適切な施肥量について、小豆栽培の結果を基に検討していきます。

参加者からは、液肥を利用する上で、作物ごとの適切な施肥量を考える良い機会になった、との意見がありました。普及センターは今後も、液肥を利用する栽培者と連携し、作物の収量向上に向けて支援していきます。

八木バイオ

令和7年度農業経営基礎講座第4回を開催
~若手農業者向け企業的農業経営に係る知識習得を目指して~(1月20日)

最終回となる第4回目は、宿題となっていた品目毎の原価計算について、Excelシートにまとめた内容を受講生から発表がありました。その後、目標とする農業経営について、グループワークを受講生同士で行いました。

終始なごやかな様子で講義が進行され、受講生からは積極的な発言が多くありました。また、アンケートには「戦略を立てて、計画を立てていきたい」等の今後に向けての思いや、「自分の農業を見つめなおす機会になりよかった」といった感想が寄せられました。
普及センターは、講座終了後も受講生の経営力向上のため、個別フォローを実施していきます。

基礎講座42基礎講座41

 

京の輝きの肥料試験結果を説明しました(1月20日)

京都オリジナルの酒米「京の輝き」は基肥一発型の施肥体系で栽培されていることが多く、近年は高温のため生育後半の肥効低下がみられており、収量確保が課題となっています。そこで、基肥一発型の施肥体系を前提に、生育後半の肥効を改善した「試験肥料」「試験肥料の増肥」と「慣行肥料」の3区を設けて生育及び収量、品質調査を行った結果、「試験肥料の増肥」が最も収量がよく、加工用米としての一定の品質を確保できることが分かりました。本結果を共有するため、協力生産者と関係機関が集まり、普及センターから結果の考察などを説明し、試験協力の謝辞を行いました。その後、参加者間で水稲生産に関連する意見交換を行いました。

協力生産者からは「以前は肥料費を抑えるため、増肥は反対の考えであった。今回の試験により契約数量も確保でき、収益面でも良いことが分かったため、次作以降の生産では肥料設計を組み直したい」という前向きな声がありました。今後は関係機関と共に、本試験で確認できた技術の情報発信や普及活動に尽力します。

京の輝き肥料試験2

令和7年度農業経営基礎講座第3回を開催
~若手農業者向け企業的農業経営に係る知識習得を目指して~(12月23日)

農業経営基礎講座第3回を開講しました。第3回目は京丹波えだまめファームの林良史氏に、法人化したきっかけや、栽培・販売のこだわり等について発表いただきました。その後講師から原価計算シートの作成状況の確認とマーケティングについて講義が行われました。

受講生からは「林氏の法人化に向けての思いと、従業員に対する考え方がとても勉強になった」などの感想が寄せられました。
講義は次回が最終回となり、原価計算をもとにした経営上の課題を受講生が発表する予定です。

経営基礎講座3₋1経営基礎講座3-2

2025年 伏見・万願寺とうがらし反省会(12月19日)

JA京都八木町支店で「2025年 伏見・万願寺とうがらし反省会」が開催されました。普及センターは、来年度のとうがらしのほ場準備で施用する石灰や堆肥について説明を行いました。また、京都農業協同組合からは、売上や出荷量の実績が示され、今年度の振り返りとともに、来年度の栽培時に注意してほしい点が伝えられました。さらに、来年度の取り組みや苗の購入についても説明されました。

参加した生産者からは、「冬場には『さくら有機』という、もみ殻が中心となっている堆肥を利用しているが、石灰や苦土石灰は入れなくてもよいか」との質問がありました。普及センターからは、土づくりとしてはとてもよいが、土壌中のカルシウムがある程度ないと尻ぐされ果を引き起こす原因になるため、石灰施用の必要性を伝えました。普及センターは、今後もとうがらし栽培者に向けて、品質向上のための支援を継続していきます。

togarasi

令和7年度農業経営基礎講座第2回を開催
~若手農業者向け企業的農業経営に係る知識習得を目指して(12月9日)

農業経営基礎講座第2回を開講しました。第2回目は「計数管理の必要性と経営計画の作成手法」という内容で講義を行いました。講師から、他産業と農業を比較し、生産原価等の考え方や、パソコンを使った原価計算の簡易計算方法について演習が行われました。

受講生からは「経営の収支や労働時間を数字化、見える化する作業は難しいが大切だと感じた」「宿題をすることで今後の経営の目指すところを考えたい」等、前向きな感想がありました。
残り2回の講座を通して、各自が自己の経営を見直し、利益拡大に向けた課題を分析、発表、検討していく予定です。

経営基礎講座2-1経営基礎講座2-2

農福連携先進事例研修会を開催(12月5日)

農福連携における、農業分野と障がい者福祉分野双方の連携方法を学ぶ研修会を開催しました。研修会では、社会医療法人みどり会 さんさんグリーン 新免修 施設長を講師に招き、さんさんグリーンの農福連携に係る取組や、農福連携・障がい者に対する考え、目指す姿等について講演いただきました。その後、普及センターから京都府での農福連携に対する支援体制や南丹地域での農福連携の取組事例・課題等について説明を行いました。

講演後の質疑応答の場面では出席者から、障がい者とのコミュニケーションの手法やモチベーションの上げ方などの質問が数多く寄せられました。また、アンケートでは研修会を受講して、「今後農福連携に係る取り組みを検討する」との意見が多数ありました。普及センターは今後も、農業者・就労支援施設等の農福連携に係る取り組みを推進・支援していきます。

農副連携1農副連携2

令和7年産を振り返った水稲研修会を行いました(11月28日)

園部町農業公社では、特別栽培米を「温心米」として販売しています。同公社が主催で今回は第5回水稲栽培研修会として、令和7年産米を振り返った内容の研修会となりました。普及センターからは、令和7年産米の栽培状況を説明し、今年見られた問題や今後の対策方法を説明しました。その後、園部町農業公社からは、令和8年産の生産販売方針と公社直営水田での取組内容を説明されました。

研修ではコシヒカリとキヌヒカリの刈り取り適期の違いを説明し、参加者は研修会中にうなずくなど納得された様子でした。普及センターは今後とも各農作物の生産振興を支援します。

畑女子in京都丹波 農業機械研修会を開催!(11月26日)

南丹地域の女性農業者グループ「畑女子in 京都丹波」のメンバーから、大型機械操作を学びたいとの要望を受け、農業機械士協議会と連携し、研修会を実施しました。大型特殊免許やトラクタのシートベルトの義務化などの法改正や農作業安全、熱中症予防、草刈機やトラクタの操作方法、メンテナンスについて学ぶとともに、ほ場でトラクタに乗る実習を行いました。

農業機械士から「これからは大型機械の操作は女性、肥料運びなどは男性に任せてほしい」などの助言がありました。参加者からは熱心な質問が多く、農業機械への関心の高さがうかがえました。農作業安全については「便利と同時に危険なことも再確認した」等の感想が寄せられました。普及センターは引き続き、南丹管内の女性農業者の活動を支援します。

畑女子1畑女子2

春菊の合同巡回を行いました(11月25日~28日)

令和7年産春菊の生産振興のため、JA担当者と共に合同巡回を行いました。全戸を対象に巡回し、概ね順調に生育していることを確認しました。各生産者のほ場で個別に技術支援、相談に応じました。また、新規生産者の訪問時には熟練農家と一緒に訪問し、熟練農家から実演を交えた栽培技術の助言が行われました。

巡回によりJA担当者と春菊の生育状況を確認できました。今後も春菊の生育状況の確認や、技術支援のために個別訪問する予定です。

シュンギク巡回

令和7年度農業経営基礎講座第1回を開催
~若手農業者向け企業的農業経営に係る知識習得を目指して~(11月25日)

経営向上を目指す若手農業者の農業経営に係る知識習得を目的に、令和7年度農業経営基礎講座を開催しました。第1回の講義では、京都大学農学研究科の松下秀介氏を講師に招き、農業経営における計数管理の基本や、経営計画の立て方について講義を行いました。また受講生同士の交流を図るため、理想の農業経営を考えるグループワークを行いました。

生産者からは「自家労賃は経費としてあげられないか」等の質問がありました。また、「グループワークによるディスカッションで、経営に対する考え方の整理ができた」などの感想が寄せられました。普及センターでは全4回の講座を予定しており、今後も南丹地域の若手農業者の経営向上を目指し、経営改善に係る知識や手法の習得について支援していきます。

経営基礎講座1経営基礎講座2

犬甘野営農組合が令和8年度産水稲栽培研修会を開催(11月21日)

犬甘野営農組合で、令和8年度産水稲栽培研修会が開催されました。同組合では、現在も一部組合員がエコファーマーの認定を受けられていますが、同制度の新たな認定が終了したため、京都府みどり認定の申請を検討されています。普及センターからは、環境負荷低減に取り組んだ農薬・肥料使用の注意点等の説明の他、令和7年度の管内の水稲生育概況や倒伏対策等について説明を行いました。

出席者からは「紋枯病が多発する条件や、効果のある農薬を知りたい」等の質問がありました。普及センターは今後も、環境負荷低減に取り組む生産者の活動を支援していきます。

水稲栽培研修会

京都丹波農業青年クラブ研修会が開催されました(11月18日)

研修会は青年クラブ員による運営で、令和7年度の研修内容として土壌肥料を題材にした研修会の要望がありました。講師はクラブ員と交流のある肥料商を招き、全3回の予定で研修会を開催しています。第1回は7月に土づくりの題材で開催しており、今回は第2回として多量必須元素の内容を詳しく説明されました。

今回の研修会では参加者から、「野菜類と果樹類で必須元素の違いはあるのか」、「土づくりの観点から園芸品目の高温対策、冷害対策などは」といった質問が挙がりました。研修会の後には交流会が開催され、新たに1名が青年クラブへ加入されました。次回研修会は2月を予定しております。今後とも普及センターは、青年クラブ活動や個別の経営指導を通じた農業青年の資質向上と自主的な活動を支援しています。

研修会2回目

美山町鶴ケ岡で農林産物品評会「実りの秋まつり」が開催され、出品された野菜、果樹等の審査を行いました(11月16日)

美山町鶴ケ岡で開催された農林産物品評会「実りの秋まつり」では、鶴ケ岡振興会長、タナセン社長、JA京都、普及センターが、出品された農林産物の品質や外観を審査し、金賞、銀賞、銅賞、鶴ケ岡振興会長賞、タナセン社長賞の計5点を選出しました。出品された農林産物は審査終了後、秋まつりの参加者に向けて販売されました。

品評会の主催者からは「例年に比べると出品数が減ってきているが、どの農産物も出来の良いものばかりで大変嬉しく思う」との声があり、出品者の方の努力と熱意が伺えました。高品質な農産物の安定生産を維持するため、普及センターでは、今後も適切な栽培管理に向けた支援を継続していきます。

実りの秋まつり1実りの秋まつり2

優れた技能を次世代へ!
~令和7年度京都府農山漁村伝承技能登録証交付式を開式~(10月22日)

南丹管内では7名が新たに京都府農山漁村伝承技能として登録されました。
交付式では南丹広域振興局長から登録証の交付を行い、これまでの技術研鑚への敬意と今後の伝承活動への期待の言葉が述べられました。また、各技能登録者から技能の特徴や自身の経験についてお話していただきました。

技能登録者からは「これまでの取組みが登録されて、とても光栄である」「この登録を励みにこれからも精進していきたい」などの感想が聞かれました。普及センターは今後も、農山漁村技能の伝承活動を支援していきます。

表彰集合写真

担い手養成実践農場研修修了式を開催(10月14日)

南丹管内で2年間、実践農場研修をしていた2名の修了式を開催しました。
普及センター所長から研修生に修了証書を交付し、研修生それぞれが研修の感想や今後の抱負を述べました。技術指導者からは、2年間の労いや今後への期待、関係機関からは、指導者へのお礼や労いとともに、研修生に対して、今後、地域の担い手となってほしいという激励の言葉がありました。

研修生は、2年間の研修が無事終了した感謝の言葉とともに、「少しでも早く利益を出して、担い手として地域から認められるようになりたい」「理想にこだわっていたが農業でお金を稼ぐ現実を知ることができた。こだわりにとらわれず、今後も頑張っていきたい」等、今後の抱負を述べました。普及センターは、就農後も引き続き栽培、経営指導等を継続していきます。

令和7年度京都丹波就農サポート講座第7回及び修了式を開催
~京都丹波農業を支える新たな担い手を目指して~(10月7日)

今回の講義では普及センター職員が講師を務め、野生鳥獣の習性を利用した電気柵の張り方や環境づくり、経営計画や販売方法の重要性について説明しました。
修了式では受講生が本講座の感想や今後の営農に向けた抱負を発表しました。

受講生からは「とても勉強になる講座だった」「今後も同期の受講生と交流を続けていきたい」等の感想が寄せられました。普及センターは、南丹管内の新たな担い手の育成を目指して就農に向けた取り組みを支援していきます。

いちご新品種の栽培実証農家を訪問しました(10月3日)

いちご新品種について、農家の協力を得ながら栽培実証試験を行っています。今回は、栽培実証農家のほ場を訪問し、これまでの栽培経過を聞き取るとともに、調査株の選定や地温測定機器の設置を行いました。

今回訪問した農家は、苗を直接ほ場へ定植する方法と、ある程度大きくしてから定植する方法の2通りの方法で栽培し、「直接定植すると生育は早い」との感触をつかんでいます。今後も普及センターは栽培支援を行うとともに、現地試験を継続することで、管内地域や農家に合った品種であるのか検証していきます。

イチゴ農家

南丹市農業委員会において「京都府みどり認定」の概要を説明(9月5日)

南丹市農業委員会の総会で、普及センターから「京都府みどり認定」の制度概要やメリット、認定の種類、みどり認定マークの使用方法、みどり認定を取得しやすい人等について説明しました。

出席者された農業委員からは、みどり認定について理解が深まり、取得を目指すといった声もいただきました。普及センターは、普及計画の計画活動や個別相談を通じ「京都府みどり認定」の取得を支援していきます。

京都丹波米良食味推進協会の調査田の黄化籾率を調査しました(9月3日、4日)

京都丹波米良食味推進協会では、令和7年度から過去のコンテストで入賞している地域の方を対象に、各市町村に1か所ずつ調査田を設置し、栽培管理されている技術情報について追跡調査を行い、良食味米生産の指標をとりまとめる計画を立てています。

9月初旬に、協会が設置した水稲の調査田で黄化籾率を調査しました。その結果、3か所のうち2か所は刈取適期に近いことが把握できましたので、生産者と収穫日について打合せをしました。今後は収量や品質のデータを確認し、良食味米生産に重要となる要素を確認していきます。

黄化籾率

令和7年度京都丹波就農サポート講座第6回を開催!
~京都丹波農業を支える新たな担い手を目指して~(8月26日)

今回は、座学での講義と農業者2名をお招きし交流会を行いました。
講義は普及センター職員が講師を務め、秋冬野菜の栽培のポイントや農業気象災害への心構えと対策などの説明をしました。
その後の交流会では、お招きした農業者2名から経営概要等をお聞きしました。職員がファシリテーター役を担い、活発な意見交換ができました。

受講生からは「とても勉強になる交流会だった」「交流会で就農の補助金の話が話題に挙がり、聞きたい話なので良かった」等の感想が寄せられました。普及センターは、今後もサポート講座を通して地域の担い手の育成に注力していきます。

秋冬野菜の抗g交流会の様子

第4回黒大豆栽培研修会を開催(8月22日)

JA京都と連携して進行し、普及センターからは今後重要となる水管理、病害虫防除に加えて、普及センターの実証試験についても説明しました。
各開催ほ場の生産者から、かん水や病害虫防除等の栽培管理状況を説明いただき、ほ場の様子を見学しました。また会場を提供いただいた生産者より、高温対策として行っている散水の実演も行われました。

参加者からは、今後予想される高温干ばつに向けて他の参加者へかん水を呼び掛ける方がおられたり、参加者同士の意見交換も随所で行われ、栽培意欲の高さが伺えました。
普及センターは、今後もJA等と連携して病害虫防除の指導や栽培状況の確認を行い、黒大豆の安定生産に向けて支援を続けていきます。

研修の様子ほ場見学の様子散水実演

亀岡市学校給食米の収量向上に向けたほ場互見会を開催しました(8月7日)

亀岡市学校給食米生産者同士の情報共有、交流により栽培管理を改善するために、ほ場互見会を開催しました。普及センターからは今回の着目点である各ほ場で取り組まれた肥培管理や雑草対策の成否、その原因について説明しました。

参加者からは、「追肥はどのように行っているのか」「中干しはどのくらいしているのか」など見学ほ場の栽培者に積極的な質問が寄せられました。また、「他の生産者のほ場を見る良い機会になった」という感想も寄せられました。普及センターでは、引き続き、環境に配慮した水稲栽培の安定生産に向けて支援していきます。

学校給食米

令和7年度京都丹波就農サポート講座第5回を開催!
~丹波くりマイスターから丹波くり栽培の技を学ぶ~(7月29日)

丹波くりの「地域特産物マイスター」山内善継氏を講師として、丹波くりの歴史や栽培方法等の講義を行いました。その後、山内氏の栗園を視察し、栽培管理や剪定のポイント等についての現地研修を行いました。

受講生からは「剪定の技術や休耕田の栗園化のための土壌改良について参考になった」などの感想が寄せられました。また、「苗は自家増殖できるのか」「剪定を行う時期はいつか」等、積極的に質問が寄せられました。普及センターは、今後もサポート講座等を通して地域の担い手の育成に注力していきます。

サポート講座5回1サポート講座5回2

中国の浙江大学からの視察を受け入れました
~日本の公的な農業技術指導システムの概要を情報提供~(7月25日)

普及センター所長から歓迎のあいさつの後、京都府の農業人材確保と育成の取組概要と普及センターの関わりについて説明しました。次に、普及センターの若手農業者等の育成・経営改善支援の取組み状況(普及センター主催の「就農サポート講座」と「農業経営基礎講座」の概要など)を説明しました。

質疑応答では、浙江大学の学生や教官から「農業技術の指導は有料なのか」「普及センターは作物の品種改良を行っているのか」「新規就農者はどうやって農地を取得するのか」「農地を借りる時の地代はいくらなのか」「新規就農者は全員が普及センターの就農講座を受講するのか」といった多くの質問が有り、学生の学習意欲の高さが見られました。

第3回黒大豆栽培研修会を開催(7月18日)

3回目となる黒大豆栽培研修は、2回目の研修会と同じ現地ほ場2か所で開催しました。
JA京都と連携して進行し、普及センターからは黒大豆栽培の基本技術で今後重要となる水管理、病害虫防除について説明しました。また、各開催ほ場の耕作者からは栽培管理状況やかん水時期の判断基準を説明いただきました。

参加者からは、病害虫防除のタイミングについての質問や、他の生産者に病害虫防除を呼び掛ける発言もあり、栽培意欲の高さが伺えました。普及センターは、今後もJA等と連携して8月にも現地の研修会を開催し、黒大豆の安定生産に向けて支援を続けていきます。

黒大豆3₋3黒大豆3₋2黒大豆3₋3

目合わせ会で熱中症対策の徹底の呼びかけ(7月14日、16日)

梅雨が明けてますます気温が上昇していく予報があるため、普及センターから目合わせ会の参加者に、熱中症のおそれがある人を発見した場合の対処等に係るチラシの配布を行いました。また、今年の6月1日から施行された改正労働安全衛生規則についてお知らせをしました。

参加者には一度チラシに目を通していただきました。特に従業員がいる事業主の方に、連絡体制を整備し、全員が集まる場所に完成チラシを提示してほしいことをお伝えしました。これからも、普及センターは生産者に対して、農作業における体調管理と安全確保の必要性を伝えていきます。

熱中症対策目合わせ会2

令和7年度京都丹波就農サポート講座第4回を開催!
~京都丹波農業を支える新たな担い手を目指して~(7月8日)

伏見とうがらしや黒大豆枝豆などを栽培している生産者2名を講師として、栽培方法や経営の概要に係る説明、ほ場見学などの現地経営研修を行いました。

受講生は実際に栽培現場を見学して生産者の栽培技術や工夫点を意欲的に学んでいました。「定植や除草はどのように行っているのか」「ロックウール栽培とは何か」「1日の作業量はどのくらいか」等、積極的に質問が寄せられました。普及センターは、今後もサポート講座を通して地域の担い手の育成に取り組んでいきます。

サポート講座4回1サポート講座4回2

小麦・小豆液肥利用現地検討会の開催について(7月3日)

小麦・小豆液肥利用現地検討会が行われました。液肥とは、八木エコロジーセンターで作られた「やぎバイオグリーン液」と呼ばれるメタン発酵消化液のことで、窒素が0.2%~0.3%含まれる液体の肥料です。
京都農業の研究所(株)から生産者に向けて、昨年、液肥をまいた土壌の研究結果について説明がありました。普及センターからは、昨年の小麦・小豆の調査結果を報告しました。
また、昨年、干ばつの影響が大きかったことから、今年の栽培管理ポイントについて説明しました。最後に八木町農業公社から今年の調査内容の説明があり、生産者の了承が得られました。

生産者からは、「干ばつによる影響について対策や支援が欲しい」や「他の課題にも協力してほしい」等の意見をいただき、関係機関の方々とともに前向きな姿勢で意見交換をしました。普及センターは、今後も液肥栽培小豆の生育調査とともに、小麦、水稲、小豆の収量増加に向けて支援を行います。

検討会

黒大豆栽培研修会を現地ほ場2か所で開催(6月20日)

2回目となる黒大豆栽培研修を、JA京都と連携して現地ほ場2か所で開催しました。普及センターからは黒大豆栽培の基本技術で今後重要となる水管理、雑草対策、中耕培土について説明しました。また、各開催ほ場の耕作者からは栽培方法や生産力向上のポイントを説明いただきました。

参加者からは、中耕培土の作業手順や連作障害対策など、現地ほ場ならではの質問がありました。
今後もJA等と連携して7月、8月にも現地の研修会を開催し、黒大豆の安定生産に向けて支援を続けていきます。

黒大豆1黒大豆2黒大豆3

京丹波町農業技術者会議で、水稲・豆類の現地研修会を再始動(6月17日~19日)

コロナ禍により令和2年度から中断されていたあぜ道相談を、町、JAと連携し、今年度から水稲・豆類を包括した内容にリニューアルして開催しました。
今回は水稲の水管理、雑草・カメムシ類防除、黒大豆の排水対策、中耕・培土等について情報提供するとともに、生産者と一緒にほ場を見回り、生育状況や中干し開始時期などについて確認しました。あわせて、熱中症への注意喚起と対応フローについても説明しました。

生産者はカメムシ類の防除適期等について確認され、得心された様子でした。終了後は、早速に共同の溝切機の使用について相談される集落もみられました。
今後、7月、8月にも開催を計画しています。

あぜ道相談1あぜ道相談2

令和7年度京都丹波就農サポート講座第3回を開催!
~京都丹波農業を支える新たな担い手づくりを目指して~(6月17日)

京都府農業機械士協議会を講師として、農業機械の安全操作とメンテナンスについて、講習をしました。その後、農林水産技術センターの職員から、獣害の防護柵など府の試験研究の概要の説明を行いました。

受講生からは、「チップソーの交換時期の目安はあるか」、「農機具の詳しいことが分かり良かった」、「実際の柵の設置方法などがわかった」などの質問、感想が寄せられました。普及センターは、今後もサポート講座を通して地域の担い手の育成に注力していきます。

亀岡市学校給食米栽培者に向けた現地検討会を開催しました(6月17日)

普及センターからは、緑肥のこれまでの生育状況や活用方法、機械除草の仕組みや課題について説明しました。機械除草を行っている生産者からは機械の使用感をお話しいただくとともに、機械除草が実演されました。

参加者からは除草機械に対する質問や、他の参加者の雑草発生状況、対策などの意見交換が行われました。アンケートでは機械除草機や緑肥の活用を検討したいという意見も多くありました。普及センターでは、環境に配慮した水稲栽培の安定生産に向けて支援していきます。

給食米1給食米2

液肥利用拡大に向けて南丹市液肥利用協議会総会を開催(6月13日)

南丹市液肥利用協議会総会が、南丹市役所八木支所にて開催されました。総会では、令和6年度の収支決算報告及び令和7年度の事業計画・予算案、規約改正について審議が行われ、いずれも承認されました。また、液肥栽培による小麦を使用したパンの評価に関する報告や、京都農業の研究所株式会社からは小麦液肥栽培試験の結果報告、南丹市役所からは有機液肥を活用した循環型農業の推進に関する報告が行われました。普及センターからは、小豆および小麦の液肥利用栽培に関する説明を行いました。

関係者からは、昨年の小豆の不作に対する不安の声が多く寄せられるとともに、小豆の収量増加に向けた対策や、排水および高温対策についての質問が出ました。普及センターは、液肥を利用して小麦および小豆の栽培を行っている生産者の収量向上と不安の解消に向け、引き続き支援を行っていきます。

液肥利用

令和7年度京都丹波就農サポート講座第2回を開催!
~京都丹波農業を支える新たな担い手づくりを目指して~(6月3日)

普及センターの職員が講師を務め、病害虫防除の考え方や土づくりのアドバイスを行いました。その後、受講生同士の交流会を行いました。職員がファシリテーターを担い、受講生間のつながりを深めていきました。

受講生からは、「栽培期間中、農薬不使用と表記する場合は、有機JASで使用できる農薬であれば使っても大丈夫なのか」、「伏見とうがらしの尻腐れ対策を知ることができて良かった」、「色々な農業への関わり方がわかってよかった」等の質問、感想が寄せられました。
普及センターは、今後もサポート講座を通して地域の担い手の育成に注力していきます。

JA京都園部支店と連携し、黒大豆栽培研修会を開催しました(5月30日)

近年、黒大豆栽培では開花期の高温、莢肥大期からの高温乾燥が減収や品質低下の要因となっている中、改めて黒大豆栽培の基本技術の励行を目的とし、研修会が開催されました。
普及センターから、黒大豆栽培における調湿処理の方法や排水対策、雑草対策などの、技術の説明を行いました。また、肥料メーカーから黒大豆の安定生産を目指した土づくりについて講演も行われました。

研修会後、参加者からは「排水対策、調湿処理は毎年行っているが、改めて自分のやり方を見直す良い機会になった」との感想が聞かれ、真剣に説明を聞く様子が伺えました。今後もJA等と連携して現地の研修会を開催し、黒大豆の安定生産に向けて支援を続けていきます。

黒大豆栽培研修会

京夏野菜の現地講習会が開催されました(5月29日)

(財)園部町農業公社の初の試みとして、「道の駅京都新光悦村」出荷生産者を対象に夏野菜の現地講習会が開催されました。
講習会は地区毎の代表生産者のほ場4カ所で開催され、普及センターが講師を務めました。講習会の前半は夏野菜の果菜類(トマト、キュウリ等)の栽培要点を説明し、後半はほ場で野菜を見ながら生産者からの疑問に答えました。

参加者からは「トマトやキュウリの仕立て方を理解できた」といった反応がありました。また「ウリハムシが多いが、農薬を使わない方法で防除したいがどうすればよいか」といった問い合わせに対応しました。

みず菜の目合わせ会(5月22日)

みず菜出荷場で、生産者が実際に出荷するみず菜の出荷規格を確認する「目合わせ会」が行われました。目合わせ会の終了後、普及センターからは生産者に向けて、害虫対策やズルケ対策、春の農作業安全運動について説明を行いました。またJAから生産者に向けて新しい殺虫剤の説明があり、実際に使用している生産者の感想が共有されました。

生産者は、みず菜の出荷時の注意点を再確認できました。また、新農薬を使用している生産者から「まだ散布してから時間が経っていないため効果は実感していないが、期待している」等の意見が出されるなど、生産者同士の意見交換が図られました。今後も普及センターは、生産物の品質向上と農作物の安定した出荷を支援していきます。

目合わせ会1目合わせ会2

道の駅への出荷者が結集し夏期高温への対策を学習(5月21日)

京丹波町にある4つの道の駅・直売所への出荷者を主な対象として、近年問題となっている黒大豆・水稲の品質低下やカメムシ類による被害拡大への対策と、直売所における商品力向上も図れる府みどり認定と認定マークについて説明しました。

生産者からは、水稲出穂後の水管理の詳細や、高温に強い「京式部」の今後の展開について質問がありました。今後、普及センターは町技術者会議と連携して現地研修会を開催し、生産者への技術支援と情報提供を行うこととしています。

道の駅出荷者学習会1道の駅出荷者学習会2

令和7年度京都丹波就農サポート講座開講式を開催!
~京都丹波農業を支える新たな担い手を目指して~(5月20日)

開講式では農林商工部長と来賓者から受講生に対して激励の言葉が贈られ、受講生は自己紹介で今後の抱負や営農に対する意欲を述べました。第1回講座では、普及センター職員が管内農業の概要、豆類及び夏野菜の栽培について講義を行いました。

受講生の自己紹介では、「地域の名物となる作物を栽培したい」「地域で農家レストランを開きたい」等の抱負が述べられ、講義後には「高温障害の防ぎ方は潅水以外にあるのか」など多くの質問が寄せられました。普及センターは、今後もサポート講座を通して地域の担い手の育成に注力していきます。

就農サポート講座1就農サポート講座2

水稲紋枯病対策の展示ほ場を設置(5月7日)

例年水稲紋枯病が発生し、減収・品質低下が問題となっている地域において、生産者に新規農薬の防除効果を確認してもらうため、試験区を3区、慣行区を1区の展示ほ場を設置しました。

生産者からは、「昨年度まで水稲の倒伏や品質低下が目立っていた」との声が挙がっており、普及センターからは紋枯病防除の重要性を伝えました。
地域で問題となっている紋枯病の防除方法を多くの生産者に伝えるため、普及センターでは今後も調査と生産者への情報提供を行います。

水稲紋枯病1水稲紋枯病2

2024年度JA京都京野菜部会八木支部通常総会(5月1日)

総会では、事務局から2024年度事業報告・活動報告及び収支決算報告がありました。また、2025年度事業計画・活動計画・予算及び新規役員体制について承認されました。
総会終了後、京果から「今日の市場情勢報告」があり、八木町産とうがらしの品質が向上していることや、京みず菜の品質も良好で棚もち性が評価されていることなどの情報提供がありました。また、生産者への激励のほか、新たな品目の提案がありました。

部会員からの質問は少なく、どの議題に対しても納得しているようでした。引き続き、普及センターは、部会員の農業所得と品質の向上、農作物の安定した出荷を支援していきます。

京野菜部会総会京野菜部会総会2

亀岡市環直合同説明会にて「京都府みどり認定」の概要を説明(4月28日)

説明会では、亀岡市役所から環境保全型農業直接支払交付金の制度について説明がありました。普及センターからは、「京都府みどり認定」のメリットや種類等について説明し、チラシや記入様式等を配布しました。

国は令和9年度を目途に、環境保全型農業直接支払交付金について、みどり認定を受けた農業者による先進的な営農活動を支援する仕組みへの移行を検討しています。これを受けて申請者からは、「京都府みどり認定を申請したいので、後日具体的な相談をお願いしたい」との声が複数ありました。普及センターは、普及計画の計画活動や個別相談を通じ「京都府みどり認定」の取得を支援していきます。

南丹市日吉町でJA京都、特産物育成協議会と壬生菜の合同巡回を実施(4月25日)

日吉町の壬生菜生産者11か所のほ場をJA京都、特産物育成協議会と合同巡回し、作物の生育状況確認に基づいて、土づくり及びかん水等の栽培管理について助言しました。

巡回先の生産者からは「生育が揃い問題なく出荷できている」といった声が寄せられた一方で、ほ場の物理性の改善や、かん水及びハウス内部の環境条件等が原因と思われる生育ムラについて相談があり、普及センターから対応策を生産者に伝えました。普及センターは引き続き、栽培管理の指導や栽培状況の確認を日々の巡回と合わせて行い、壬生菜の安定生産と高品質化に向けて支援していきます。

生育状況生産者への聞き取り

京の輝きの肥料試験を行います(4月24日)

京都オリジナルの酒米「京の輝き」は基肥一発型の施肥体系で栽培されていることが多く、生育後半の肥効低下による収量確保が課題となっています。そこで、基肥一発型の施肥体系を前提に「慣行肥料」「試験肥料」「試験肥料の増肥」の3区を設けて生育調査を行います。今回は関係機関と共に協力生産者へ訪問し、試験の協力依頼と打合せを行いました。普及センターからは、京の輝きの品質・収量確保のために増肥が必要なことや、栽培における懸念点解消の方法を協力生産者に説明しました。

普及センターからの説明を受けて、協力生産者からは「肥料費が高騰しているが、収量・品質向上のために増肥が必要なことが理解できた」という前向きな声がありました。今後はJAと共に試験ほ場を巡回し、生育調査等を行う予定です。

京の輝き肥料試験

ガレリア朝市第20回定期総会が開催(4月23日)

総会では令和6年度の事業報告等が行われ、売上が前年比99.4%だったことなどが報告されました。また、令和7年度の事業計画、売上計画、予算及び役員改選の議案は全て承認されました。

閉会時に副会長から「ガレリア朝市は設立20年目を迎え、ますます盛り上がるように参加者を増やしていきたい」との挨拶がありました。普及センターは今後も、朝市や直売所など顔の見える農産物供給に対する活動を支援していきます。

ガレリア総会1ガレリア総会2

ビール大麦の実需者が生産現場を視察(4月21日)

亀岡市のビール大麦の生産について、関係機関からは生産概況を、普及センターからは生育概況や収量・品質向上の取組みを説明しました。さらに、生産現場の声として、栽培面の工夫や京都産ビール大麦のPRに対する要望なども伝え、実需者と積極的に意見交換を行いました。また、生産ほ場を視察し、生育状況を確認しました。

実需者からは「前向きに生産に取り組んでいることがわかり、現場の声を聞く良い機会になった。」という声がありました。普及センターはJAとともにほ場を巡回し、農家が適期収穫できるよう支援していきます。

ビール大麦1ビール大麦2

とうがらし栽培研修会(4月17日)

普及センターは、生産者に対してとうがらしのほ場準備や栽培管理について説明を行いました。また京都農業協同組合から生産者に向けて、今年の売り上げや生産量の目標を示すとともに、今後配布される苗の時期や出荷する際に提出する栽培管理記録について、改めて説明ありました。

参加した生産者からは、「連作の場合は追肥してもいいのか」や「追肥を行うときにはマルチを外さないとできないのか」等の質問が多数ありました。昨年も干ばつの影響が大きかったこともあり、高温対策と虫害対策に対して関心を持っている方が多いように感じました。普及センターは、引き続きとうがらしの安定した生産と品質向上のために生産者を支援していきます。

とうがらし研修

京都丹波農業青年クラブ定期総会を開催しました(4月14日)

総会ではすべての議案が可決されました。
今年度、京都丹波農業青年クラブでは「一次産業で活躍している先輩や同世代の経営者を招いた勉強会」や「税理士等を講師に農業簿記の研修」を実施する等の活動計画案が挙がりました。

コロナ禍以後2度目の対面総会となり、活動制限が緩和されたこともあって、各種イベントへの出展など今後の活動が期待されます。新会長の谷村岳志さん(亀岡市)からは「農業は食糧難といわれるこの時代の世界をけん引する業界で、先駆者として地域を盛り上げていきましょう」と前向きな発言がありました。普及センターは、青年クラブ活動や個別の経営指導を通じた農業青年の資質向上と自主的な活動を支援しています。

青年クラブ定期総会

令和6年度

 

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