南丹広域振興局

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第5回保津川かわまちづくり推進協議会

日時

平成27年9月7日(月曜)午後2時00分~4時00分

場所

亀岡市役所別館3階会議室

出席者

  • 委員31名
  • 事務局(京都府及び亀岡市)9名
  • 傍聴1名

内容

1.保津川かわまちづくり推進協議会設置要綱について

2.議事

結果

  • 各委員、会長、副会長の再任及び新たな委員の入会が承認された。
  • 各ワーキンググループの進捗状況及び今後の予定が報告され、各エリアにおける整備状況・課題等が確認された。
  • 保津川かわまちづくりエリアにおける、近年の出水状況について理解を深めた。

主な意見

整備内容・維持管理について

  • 資料4-4(PDF:2,000KB)にある多様な生物の生息環境づくりエリアについては、今年3月に完成したワンドが7月の台風により砂が堆積した状態となっているとのことだが、この後どうされる予定なのか。他の地区に先行した事例であるので、ワーキンググループで議論を深めてほしい。
  • 全体としてあまりに綺麗に整備を仕上げてしまうと、河川空間であることを忘れてしまうのではないか。水の恵み・恐怖とうまく付き合うためには、川であることを見えるようにしておかなくてはならない。また、洪水による大きな地形変化が起きた際はどうされる予定なのか。
  • 左岸側についての事例を申し上げると、毎年のように洪水で高水敷が浸水しているので洪水を忘れてしまうような状況ではないと思う。また、大規模な洪水が発生した平成25年の18号台風においては、水端農園が浸水するような被害であったが大きな地形変更は起きておらず、特段大きな復旧作業を要していない。

→十分に議論ができていない論点であるので、各ワーキンググループ等で議論を深めていきたい。

 

  • 資料4-3(PDF:1,607KB)の山本浜の整備については転落防止柵を設ける絵となっているが、当該場所は緩い傾斜で親水性が高い場所であるのにもったいないと思う。人工的すぎない計画としていきたい。

→第6回のワーキング会議で、誰でも来ていただける場所なので子供などが川へ落ちてながされることがないよう転落防止柵を付けた方がいいのではとの意見があったので、このような絵となっている。まだ確定したものではないので、今後のワーキンググループ等で検討していきたい。

  • 英国などでは川辺の近くにはフットパス、バイクパスなどが整備され、自然を楽しめるようになっている。南丹地域の入口となる場所になるので、そういった景観整備もお願いしたい。
  • 左岸側の整備にあたって、近年の度重なる洪水により河床が浅い箇所ができている。そのため保津川遊船を運行するために、重機を入れて水深を確保する作業がたびたび必要となってきており、特に保津小橋下流あたりに重機がアクセスできるような場所を想定してほしい。

→各ワーキンググループで意見をいただき検討していきたい。

その他

  • 桂川の改修基本計画の概成には、下流とのバランス調整もありまだしばらく時間がかかると思われる。その間は霞堤を前提とした対処をせざるを得ない。そうなると、川が町へ近づいてくることを受け入れながら対処をする必要がある。保津川かわまちづくり計画では、川と町の境を川側へ押していくのではなく、町の中へ川を取り込んで人が川へ近づける工夫を考え大きな災害をうまく受け流せるかわまちづくりをすべきと思う。
  • 平成25年の台風18号では、日吉ダムのおかげで水位の低下がなされたが、その後濁水の問題があった。濁水が元に戻ったのは130日後の年が明けてからであったとのことである。他の事例で濁水防止フェンス等を設けることで非常に効果があるという話も聞いている。保津川かわまちづくり計画は、かわの魅力を活かしての賑わいを作ることも目標であるので、そういった要望を協議会からできないかと思っている。
  • 当計画のトロッコから保津川遊船の間は「森の京都」の重点地域として位置づけられている。秋には各市町のプランができあがり予算化されると聞いている。互いに情報共有、連携が必要である。

第5回保津川かわまちづくり推進協議会写真2_第5回保津川かわまちづくり推進協議会写真1

 

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