疥癬が流行しています！ご注意ください！

疥癬の流行状況について

　令和7年10月初旬以降、南丹管内の高齢者施設・障害者施設・デイサービスにおいて、疥癬の集団感染が報告されています。
　現在、利用者だけでなく職員やその家族にも感染が広がっており、感染力の強い「角化型疥癬」症例も複数確認されています。
　このため、施設内や在宅サービス利用者への感染拡大が強く懸念され、また、皮膚科の受診希望者が増加しています。

　疥癬について正しく理解し、感染拡大防止対策や適切な受診をお願いします。

　疥癬とは

　疥癬は「ヒゼンダニ」というダニが人の皮膚に寄生して痒みを伴う皮膚の病気です。ヒゼンダニは、人の皮膚を離れると長生きできません。また、熱や乾燥に弱く、人肌の温度以下では動作が鈍くなります。

 

　疥癬の症状

　☑強いかゆみ

　（特に夜間に増強する痒みがあります）

　☑赤い発疹

　（一般的に手のひら、指の間に見られます。

　なお、乳幼児では顔、頭、首、足の裏などに症状が出ます。）

　

　感染症経路と予防のポイント

　感染は、長時間肌が直接触れ合うことや布団やシーツ、 タオル等を共有することによりおこります。

　感染拡大を予防するため、布団やタオルの共有は避け、上記の症状があれば、早めに皮膚科の受診をご検討ください。

　関係者の皆様

　介護施設や障害施設では、感染対策マニュアルに沿った対応をお願いします。

　また、府民の皆様に向けた疥癬の予防チラシもご活用ください。

• 介護現場における感染対策の手引き【第1班】厚生労働省老健局令和2年10月抜粋（PDF：169KB）
• 府民向けチラシ（PDF：163KB）

　

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