認知症疾患医療センターの全圏域指定について

　京都府では、急増する認知症の方の早期診断・早期対応の体制を充実し、重度化を防ぎ地域での生活を継続していただくことを目的として、二次医療圏域（※）ごとの認知症疾患医療センター（以下「センター」という。）の指定を進めてきました。

　この度、新たに山城南、南丹、丹後圏域での指定が出来ることとなりましたので、これにより府内の全圏域においてセンターが設置されることとなります。

　今後、センターを核として、地域の精神科病院、一般病院、診療所、地域包括支援センター等との連携を進めるとともに、市町村が実施する「認知症カフェ」や「初期集中支援チーム」等を支援することにより、二次医療圏域ごとのネットワークを構築し、認知症になっても安心して暮らせる地域社会の実現に向け努めてまいります。

 

二次医療圏
…　地理的条件、日常生活の需要、交通事情等を考慮し、一体の区域として病院等における医療を提供することが相当である単位（京都府の二次医療圏はこちら：認知症疾患医療センターの指定状況（PDF：191KB）を参照）

 

　　

1　新たに指定する病院

次の3病院が新たに指定されます。

病院名	機能	二次医療圏域	所在地	電話番号
京都山城総合医療センター	地域型	山城南	木津川市木津駅前1-27	（代表）0774-72-0235
京都中部総合医療センター	地域型	南丹	南丹市八木町八木上野25	（代表）0771-42-2510
京都府立医科大学附属北部医療センター	地域型	丹後	与謝郡与謝野町字男山481	（代表）0772-46-3371

 ※　地域型：認知症の専門医療相談及び認知症医療に関する地域連携の中核となる医療機関

2　指定日

平成26年3月1日（土曜日） 

3　センターの役割

 （1）認知症医療を支える拠点

• 認知症専門医と高度医療機器による鑑別診断や身体合併症の治療
• 地域のかかりつけ医や一般病院に対する認知症診療の高度な助言や支援
• 地域の医療、介護従事者等に対する専門研修の実施

 （2）認知症に係る地域連携ネットワークの拠点

• 医療、介護、行政関係者等の連携拠点
• 市町村が行う「認知症カフェ」や「初期集中支援チーム」等への助言等による支援

 

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